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奥三河 おむすび岩コラボハイキング 2018/3/15 [山歩き・ウォーキング]
花道岩(仮称)の上から鳳来湖越しに上臈岩を眺める
約一週間前のレポートで恐縮です。この日は山SNS仲間と奥三河の鳳来湖周辺にある岩場巡りに行ってきました。
ヤマレコレポートこちらをご覧下さい↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1402382.html
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下山口に車をデポし、県道424号線・宇連ダム手前1キロ地点にある駐車スペースからスタートします。
駐車スペース近くのヘアピンカーブになっている地点から入りました。
しっかりシダが刈られ、急な地点には虎ロープが付けられました。
トトロ岩(仮称)の真下に到着 (ちなみに名前の由来はある角度から見ると耳が2つ立ったトトロを連想することから)
2つ並んだ大岩の間から西側にあるトトロ岩の上へ
宇連ダムの眺めです。
トトロ岩で展望を楽しむメンバー達を上から。この日は総勢8名でのコラボでした。
この後メンバーはトトロ岩の向かいにある亀岩(仮称)へ移動。ちなみに30メートルはある断崖絶壁です(トトロ岩からgakukohさん撮影)
撮影の為トトロ岩に残ったgakukohさんです。
2つの岩からは眼下に川合の集落が見渡せる。ちなみに亀岩(仮称)の名の由来は、オーバーハングしている岩の姿が亀が首を持ち上げている様に見えるから。
グリップが良く効く岩尾根。鳳来寺山系の山々にはこうした岩場が数多くあり、愛知県内でも独特な雰囲気です。「1400万年前ごろ、今の奥三河で箱根や富士山級の火山活動があり、その後延々と侵食され続けて残っているのが、鳳来寺山を含む、棚山、宇連山、明神山、岩古谷の山々である。」※新城市の観光HPより抜粋
岩尾根を登り詰めたところの岩ピーク「おむすび岩」です。(gakukouさん撮影)
ritaさん特製山名板。自家製おむすびといっしょに^^。
名前の由来はこの写真のとおり、鳳来湖の対岸にあるスパッと切れた尾根の先端が ”おむすび” みたいな三角形だからです。(gakukohさん撮影)
次はおむすび岩の尾根と谷を挟んで東側にある別の尾根に移動。三等三角点「三輪:529.29m」が設置されています。
三角点からさらに南に300mほどの移動したところが川合富士と呼ばれるピークです。”川合”は麓の集落の名です。写真はつい先日gakukohさんが設置した山名板です。ここで昼食にしました。
こちらも山名板です。「鳳来東小学校区 家庭教育推進協議会 大会」とあり、今から26年前のものです。これも先日山SNS仲間が、山頂で埋もれていたのを発見して設置しなおしてくれました。マジックで寄せ書きしてありますが消えかかって内容は判読できませんでした。
川合富士から折り返し、栃ノ木沢の南側にある尾根に入りました。写真は途中の展望地から。
奥三河の盟主、三ツ瀬明神山の勇姿です。標高は1000mそこそこですが、この反対側から眺める姿は堂々としており、teppanが大好きな山です。
所々展望が開ける場所があるので、その度に小休止。
尾根をアップダウンしながら進むと、やがて急斜面に設置されたロープ場に出て急降下。
最後は鳳来湖めがけて下ります。
途中でそそり立つ大岩壁が新城バットレス(仮称)超低山なんですが、すごい迫力です。
デポした車に分乗して、この日のハイライトである烏帽子岩群へ向かいます。途中まではシャクナゲ遊歩道を登る。
この地点から遊歩道をそれバリルートで大岩へ。
写真が岩の先端部。この先は数十メートルの断崖絶壁になっています。高所恐怖症の人は立つのも恐ろしいです。この大岩の付け根付近に穴が空いており、仲間達は「ビバーク岩」と呼んでいます。
ビバーク岩から下って花道岩(仮称)に来ました。巨大な岩が集積している場所です。馬の背の様なこの岩の周囲も絶壁です。クライミング用のハンガーが埋め込まれていました。
先端部から振り返って撮った様子。
真下に見えるのが烏帽子岩。下から見上げると存在感抜群の岩です(今回は写真なし)
さらに移動して烏帽子岩に向かっているところ。写真では伝わりませんが、25度を超える急な岩尾根で、二足で立ったまま上り下りするのはちょっと怖いです。転んだら湖畔まで真っ逆さまなので慎重に。
烏帽子岩まで降りてきました。一段上にある岩が先ほどの花道岩で、さらに奥の高い所が最初に立ったビバーク岩の先端部分です。
烏帽子岩から対岸を眺める。真っ正面におむすび形の半島が見えます。
こちらも”おむすび半島”のひとつ。”おむすび岩”の由来になりました。
おしまいは烏帽子岩の先端から見た鳳来湖のさざ波模様です。湖面まで約70mはあるでしょうか。
見所たくさんの楽しい岩場巡り、超低山ではありますが思いっきり楽しめました。設営して下さったnakoe15さん、ritaさん、gakukohさんに感謝の一日でした。
(おまけ)
集合前に立ち寄った道の駅にあったPOPにこんなのがありました。
集合前に立ち寄った道の駅にあったPOPにこんなのがありました。
こんなに大きい五平餅って、どうやって焼くんでしょう?食べるの大変でしょうね^^
こちらは石雲寺の梅の花です。
ここ鳳来は梅の産地だそうで、国道沿いに色とりどりの花が咲いているのが見られました。
このお寺はセツブンソウが咲くので有名です。この時期少しだけ咲き残っている花もありましたが、ほとんど葉っぱだけになっていました。年々株は増えているそうです。
タグ:愛知のお山
あ~ 高所恐怖症なのでムリですぅ^^;
by よしころん (2018-03-20 18:59)
鳳来山系は奥が深く変化に富んでますね。岩場や断崖で高所感がたっぷり楽しめますね。展望もいい。標高以上の天空感がありますね。
by Jetstream (2018-03-20 22:33)
よしころんさん、わたしもです^^;
by teppan (2018-03-21 10:01)
こんにちはJetstreamさん
高い山がない愛知県で、一番お勧めなのがこの鳳来寺山系です。一枚岩の尾根や岩場が多く、ここでは紹介していませんが天然記念物になっている乳岩や、クライマーのゲレンデになっている鬼岩はとにかく巨大で圧倒されます。標高の低さを補って余りある山域ですね。
by teppan (2018-03-21 10:17)
teppanさん、こんにちは。当日は色々とお世話になりました。
ヒザ痛の方もすっかり完治しておりますよ。
例の巨大五平餅、3世代親子のじいじが孫に買っているのを見たことがあります。当の子どもたちは完全に引いた感じで、周りの赤の他人がスゲー、でけーと喜んでいたのを覚えています。あまり、美味しそうではなかったですね。
by げんた (2018-03-21 11:04)
凄い所を上るんですね、ハイキングと云うより登山のようですね。
by 馬爺 (2018-03-21 11:09)
こんばんは!げんたさん
膝の痛みも良くなったとのこと、安心しました。またどこかへご一緒しましょう(^_^)v
BIG五平餅、今度レコ仲間内で鳳来へ行ったら、注文して皆で食べてみませんか?さて、一体どんな味なんでしょうね?^^
by teppan (2018-03-21 19:31)
馬爺さん、コメントありがとうございます
この周辺の山々は標高こそ低いですが、大きな岩が点在していて、岩の上からの景色は筆舌に尽くしがたいものがありますね。
ハイキングとトレキングと登山、実は普段山を歩いている私も言葉の使い分けが良く解っておりません。^^; お散歩程度がハイキングとするなら、今回のは間違いなく登山ですね。
ちょっと調べてみたんですが、どうやら欧米人が使う”hiking”という言葉には、日本人が思い浮かべる登山もトレキングもハイキングも散歩もすべて含まれているようです。「自然の中を自分の足で歩くのがhiking」という事のようです。ちなみにピクニックというのは”野外で食事をする”ということで、山に登って”おむすび”を食べるのもピクニックの一つという事になりますね。
ヒマラヤみたいな山を登るのは"mountain climbing"と呼ぶようです。
by teppan (2018-03-21 19:51)