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げんた&てっぱんの 猿投山で外遊び [山歩き・ウォーキング]

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 猿投山に本格的な春到来を告げるショウジョウバカマの花 


場所・山行日「猿投山:さなげやま:628.98m:一等三角点」2017年4月6日(木)
 愛知県豊田市・瀬戸市 境
ルート 猿投神社~御門杉~大岩展望~東の宮~最高点~猿投山頂~陽だまり休憩所
~団九郎の岩屋~二ツ釜の滝~林道出合~城ヶ峰~猿投神社
歩行距離11.8/13.3Km(平面/沿面距離)
標高差 猿投神社P~大岩展望+315m  大岩展望~最高点+165m
猿投山頂~団九郎の岩屋-200m  城ヶ峰~猿投神社P-170m
所要時間05時間48分 07:56~13:44 (休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はここをクリック!   Google earth俯瞰図はこちら

 げんたさんとはネットでのお付き合いではや6年、先月渥美半島にある七ツ山整備で初めてお会いしたのですが、じっくりお話も出来ずじまいでした。そんな折、げんたさんご本人からコラボハイクのお誘いがあって今回実現した次第。心もウキウキとっても嬉しいteppanです(^^)  ちなみに今回の記事タイトルはげんたさんのブログ名を一部拝借させて頂きました。

今回のレポートリンクはこちら↓
※げんたの外遊び週報:2017/4/6 愛知・猿投山(teppanさん夫妻と歩く) 
※ヤマレコのレポート:雨あめ降るな~ 猿投山コラボ

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 猿投神社北側にある登山者用駐車場です。今日はここからスタート。
周辺にトヨタ自動車関連企業の工場があるため幹線道は通勤渋滞。集合時間に間に合わなくなりそうで心配しましたが、なんとかセーフでした。

 

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 トロミル水車隣にあった”馬頭観世音”と彫られた石碑。肝心の像はいずこに?

 

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 お倉岩は屋根形をしてますよ。

 

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 御門杉が立つ山道への入口。初猿投のげんたさんには、まず王道と呼ばれる東海自然歩道をご案内します。

 

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 とにかく階段が多く、実はteppan、あまり得意なコースじゃありません^^;

 

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 誰が名付けたか?^^ ”大岩展望台”と呼ばれている展望スポット。割れ目の入った大きな岩の上に立つと、遠く伊勢湾や中央・南アルプスなども見渡せます。

 

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 大岩の脇にクリーム色の花を咲かせる木がありました、シキミです。花は綺麗ですが葉も茎も根も全て有毒。特に実は香辛料の「八角」に似ていて、命に関わる毒性を持つそうなので注意が要ります。

 

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 東の宮鳥居前です。ここまでは車で上がることができます。
三河国三ノ宮・猿投神社(さなげじんじゃ)は、麓宮・東の宮・西の宮の三社でひとつ。古の時代、猿投神社は周辺地域に強大な影響力を持っていたと聞きます。戦国~江戸時代にかけては名だたる武将の庇護を受け、この地域の経済を大きく左右する矢作川の水運を仕切っていたとも言われている。 

 

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 東の宮参道を歩く途中で、大木の根元にカンアオイの株がありました。

 

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 カンアオイ(寒葵)の名は冬でも葉が枯れずに青いことから。徳川家の紋章「三つ葉葵」のデザインの元になったフタバアオイの親戚です。写真が春に咲く地味な花。アリに種を運ばせることで生息域を拡げるユニークな植物。

 

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 東の宮参道です。右側に立つ3本の大きな木はケヤキです。

 

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 東の宮すぐ北には写真のピークがあって、猿投山の最高点になっています。三角点のある山頂よりわずかに3メートル上回る。

 

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 最高点から山頂へ向かう途中に北一色に下る分岐。以前は完全なバリエーションルートでしたが、現在は踏み跡クッキリ。

 

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 猿投山名物?のひとつカエル石。落書きされ放題でかわいそう。

 

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 東の宮から緩やかに登って山頂到着です。

 

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 北側に展望があります。

 

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 一等三角点(補点)「猿投山:628.98m」 愛知県内に8つある一等三角点の内のひとつ。もう40年以上前のことですが、山頂には丸太で組んだ展望台がありました。その頃は遠足の生徒達以外は滅多に人に会うことのない静かな山でした。

 

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 山頂から。今日は霞んで遠くは無理ですが、澄んだ空気なら加賀白山が見えます。

 

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 常連さん達の登頂記録簿がすごい! 私の猿投山歴はけっこう古い方ですが、回数ではとても敵いませんね。(^^)

 

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 山頂から西に5分ほど下った谷間の休憩所です。食後に自家採取のハチミツをたっぷり塗ったトースト&紅茶にしました。

 

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 陽だまり休憩所を後に雰囲気の良い谷間の道を下ります。げんたさんと雑談をしながらの楽しい山歩き。

 

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 沢をせき止めて造られた池に鯉が居ました。批判めいた事を書くのは良くないのは解っていますが、たとえそれが地主さんであったとしても、元々この場所に居ない生き物を持ち込むのには反対です。鯉も気の毒だと思うのです。

 

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 安全登山の注意書き。最近の救助例が書かれています。フムフム… この時、まさか自分に災いが降りかかろうとは思ってもいませんでした…^^; 

 

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 堰堤前に植えられたクリンソウ。この場所を群生地にしたいという思いが伝わってきますね。とても美しい花が咲きますが、ちょっと複雑な気分のteppanです。

 さて、せっかくのげんたさんとのハイキングです、辛口はもうこのくらいで…

 

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 沢ルートを下ると、前方に林道が見えてきました。

 

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 林道脇に咲くキブシの花。

 

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 一般車進入禁止の広見林道ですが、轍や黒いスリップ痕がたくさんありました。

 

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 昔からの猿投山名所?のひとつ「団九郎の岩屋」 山賊がここに隠れ住んでいたという伝説。

 

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 スミレも咲いて春本番。

 

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 なぜか椅子がポツンと??

 

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 「血洗いの滝」 猿投七滝の中で、広沢川の一番上流にあります。

 

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 以前聞いたことのある謂われでは、山賊団九郎が血の付いた刃物を洗った滝だと言うことでしたが、違うみたいですね。

 

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 上流から数えて2つ目が「二ッ釜の滝」 今日は水量が多く3筋になっていました。 

 

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 げんたさんと

 

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 一旦滝から戻り、この地点から別の尾根に入ります。

 

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 この尾根にはショウジョウバカマが多く自生しています。株自体は小さ目なものが多いですが、けなげに咲いている姿がいいですね。

 

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 以前は完全にバリエーションルートでしたが、完璧な踏み跡の付いた道をアップダウン。一旦写真の場所で林道に降りて、すぐまた武田道の尾根に登り返します。

 ***ところが!その武田道の尾根道で我が身にアクシデントが…***
 先頭を快調に歩いていたその時、左足のつま先が木の根っこに引っかかって前に出ない( ゚Д゚)!? あっ!と思った瞬間派手に転倒していました。おまけに倒れた先に杉の木の幹があり頭をぶつけてしまい、しばらく唸ったまま立ち上がれませんでした(>_<)
 ぶつけたのは右腰骨付近と頭。左手が枝に掛かって後ろ手に引っ張られ、肩が脱臼したかと思う程痛かったけど大丈夫。首の筋肉が衝撃に耐えるため瞬間的にものすごく緊張したらしく、翌日両首筋が強烈な筋肉痛でした(汗)

 幸い大事には至らず、右足付け根の痛みに耐えながらも無事下山できたのは幸いでした。自分では全くそんなつもりは無いのですが、足が全然上がってない証拠ですね。気持ちだけ若くても体は衰えが進んでいるのが良く解った出来事でした。平地と下りは意識的に太ももを持ち上げないと、特に引っかけやすい様です。

 

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 武田道途中にある展望地からは名古屋市街地や伊勢湾方面が見渡せます。

 

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 そして最後の展望地、城ヶ峰に到着です。昔々この付近に山城があったことに由来するみたいです。”也金”さんの銘が入った焼き物の山頂プレート。 

 

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 集合写真。皆良い顔で写っています。恥ずかしいのでお見せできませんが^^;

 

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 やせ尾根道を下って往きに歩いた車道に出ました。ひょうきんなポーズで写るげんたさん、お茶目だな~

 

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 今にも雨が降り出しそうな空でしたが、駐車場に戻ってきたらとうとう本降りに、何とかここまで持ってくれて良かったです。猿投山の見どころを紹介しながら一日楽しく歩けました。げんたさん、転倒のハプニングがあったりで驚かせてすみませんでした。またどこかの山へご一緒しましょう。


タグ:猿投山
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よしころん

大事に至らなくてよかったです(><)
本当に山は逃げないけど、体力脚力はどんどん逃げていくように感じる今日この頃…
のんびり山歩きに拍車かかってます(笑)
by よしころん (2017-04-08 19:59) 

teppan

こんばんは!よしころんさん

ヤバイっ!木にぶつかる~ ガ~ン!☆☆☆ さすがに痛かったです今回は^^; 
笑ってこんなことを書いていられるのも単に運が良かっただけですね。山歩きでは絶対に転倒はいけません。崖っぷちやヤセ尾根なら転落してアウトですから。今回は別に急いでいたわけではなかったのですが…
己が山を遠ざける理由にならない様、何とかならないものかと思うこの頃です。

by teppan (2017-04-08 21:20) 

げんた

teppanさん、こんばんは。
ブログ編集、一足早かったですね〜自分もやっと出来上がりました。

今回のハプニング、大事に至らなくてよかったです。自分もあの頃が疲れのピーク
だったかも。ちょっとふらついて歩いていたと思います。今回はteppanさんが
ああいうことになりましたが、自分の身に降り掛かっていたかも。自分も
50目前なので、慌てずゆっくりと歩こうと思います。

とは言え、久しぶりにたくさん笑って楽しめたハイクでした。また、一緒に
何処かで歩きましょうね!

※また、リンク貼りますね!
by げんた (2017-04-08 23:40) 

teppan

おはようございます、げんたさん

まだ少し首筋が痛みますが、ほとんど影響なく過ごせています。
先日はご迷惑をおかけしました。m(_ _)m
急斜面だったら注意しますが、転倒した様な平坦な道こそ油断しない様にしなければいけませんね~

ぜひまたどこかを一緒に歩きましょう!リンクよろしくお願い致します。
by teppan (2017-04-09 08:35) 

水鵬

こんちは~
あれあれ・・・気を付けて下さいね、でも良くありますよね。
下りで疲れて来た時で平坦な場所ほど木の根につまずき易いんですよね。
「山登りあるある」ですね^^;
お気をつけてくださいね。
by 水鵬 (2017-04-10 20:30) 

teppan

こんにちは水鵬さん

転んじゃいました~^^;
おっしゃるとおり平坦な場所でいつも引っかかるんですよ、
普段街を歩いていても、足が上がってないなと感じる事があるくらい。
幼稚園児の入場行進練習みたいに、「はい!ちゃんと足上げて~!」
みたいに、一から鍛え直さなければいけませんかね~(^^)
by teppan (2017-04-11 09:21) 

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