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猿投山 広沢川西尾根を歩く 2013/12/12 [山歩き・ウォーキング]

 今日は久しぶりに地元・猿投山です。広沢川と加納川に挟まれている、南北に長く伸びた尾根を歩いてみました。
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 広沢天神社からの風景

場所・山行日 「猿投山:さなげやま」 広沢川西尾根 2013年12月12日(木)
愛知県豊田市猿投町・加納町・広幡町
ルート広沢天神P~(広沢川西尾根)~赤猿峠分岐~七滝遊歩道~広沢天神P (周回)
歩行距離(沿面距離)11.5Km
最大標高差/登り累積標高 360m/+3364m
所要時間05時間10分 8:47~13:57 (休憩・昼食時間:約60分含む)

 猿投山は今年3月に歩いて以来久しぶりです。
街から手軽にアプローチできることもあり、この地域のハイカーやトレイルランナーの間では超メジャーな山です。標高が低い割りに山体は大きく、四方に多くの尾根を伸ばしています。東海自然歩道ルートだけでなく、昔からの踏み跡もたくさんあり、近頃は皆さんが色々なルートを歩くようになってきました。

 そんな中、最近ネットで「西尾根を歩いた!」という情報をチラホラ見かけるようになりました。そこで未踏になっているこの尾根を歩いてみよう!と今回出かけてきました。 この尾根には境界杭があり、県有林と私有地の境になっているようです。
 以前はよく道のない尾根を彷徨ったりしましたが、登山道でもない私有地を勝手に歩くのは良くないので、最近はそう言った探検は なるべく しないようにしています…^_^;

 猿投山の「西尾根」と言うと、山頂から海上の「物見山」方向に伸びる尾根を指すので、今回の尾根は「広沢川西尾根」と呼ぶことにします。地形図で見る限り、この尾根歩きは武田道や東昌寺からの南東尾根ルートに匹敵するロングコースがとれそうです。



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 スタートは広沢天神社の駐車スペースから。AM8:47

 

 

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 社の右横から支尾根に取り付きました。植林地の谷間を登りますが、途中から踏み跡が薄くなり、適当に登り詰めたら予定より少し東側に出てしまいました… 写真は支尾根に乗ってから50メートルくらい西に行ったところにあるテープ指標。早めに左手に見える小尾根に上がってしまうのが正解だったみたい。AM9:05

 

 

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 このルートは全般的に写真の様なヤセ尾根です。踏み跡は武田道と遜色ないくらいハッキリとしています。随分歩かれている様子ですね。

 

 

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 このようなビニールテープの指標と赤テープ&ペンキマークが所々に付けられています。260m独標ピークの先は行けないみたいです。AM9:28

 

 

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 尾根上にはこんな祠もありました。猿投は古くから人との関わりが深い山だということが解りますね。AM9:40

 

 

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 気温は4度C。今日は時折西風が強く吹いて寒い山歩きになりました。

 

 

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 途中にある三角点ピークです。「三等三角点・猿投山2:309.31m」
木の枝に小さく「加納山」と書いた山名板がぶら下がっていました。AM9:45

 

 

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 落葉樹の多いこの尾根は、この時期明るくて開放的!木々の間から東西に眺めがあります。

 

 

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 主尾根に乗ってから約800mくらいで分岐表示。ここから支尾根沿いに猿投温泉まで降りられるようです。AM10:11

 


 
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 いつもと違った角度から猿投山頂を見上げる。ちょっと新鮮ですね!AM10:24

 

 

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 途中、尾根道の岩がある場所にこんなものが! どう見ても不自然に枝がまとめてあります。AM10:27

 わざわざ人がこんな事するはずありませんから、 これってもしかして 熊棚?

 こんな細くてドングリが生る木でもなさそうだし、人の臭いがするような場所に棚を作ったりするはずもないとも思うんですが、もし本物だとすると、やはり猿投山もツキノワグマの行動範囲内にあるということになりますね… 何年か前に目撃情報があったり、イノシシ檻にクマが入ったりしたことがありましたからねえ…

 

 

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 尾根道をふさぐ様にあった倒木にはこんなものが… 一体これは何だろう? さすがに開けてみる勇気はありません^_^;

 

 

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 位置にしてちょうど七滝遊歩道入口の真西あたり。バイクの轍がありました… この後尾根を北へ、広見林道に近づくに連れてこうした轍が多くなってきます。

 

 

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 テープ指標にも書いてあった「A149」境界杭。 ここを右へ折れます。AM10:48
この尾根ですが、地形図で見るとすごく複雑になっていて、どうなっているのか想像できなかったんですが、実際には尾根筋はハッキリしていました。ただ、同じような踏み跡で分岐している個所が出てくるので、尾根通しで行こうとすると、けっこう難易度が高いです。間違った踏み跡に釣られてしまうと思わぬところに降りてしまうので、地形図とコンパスを持って入った方が無難です。

 

 

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 蔦が這うヤマザクラの木。自然の造形ってホントおもしろいです!

 

 

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 こんなキノコが生えてたりして人工的な感じがしますが、これも自然なんですね~

 

 

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 岩場に出ました。右から巻いて登ります。すると…

 

 

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 岩の上から少しだけ展望がありました!炮烙山と六所山、豊田スタジアムも確認できます。AM11:25

 

 

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 そろそろこの尾根歩きも詰めに入ります。踏み跡は写真の場所で左右に分岐しています。尾根通しならば左ですが、右方向にも赤印が付けてあったのでここを右に進んでみました。AM11:32

 

 

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 踏み跡の薄い谷を下って、途中あったバイクの轍の方へ下ると、沢の向うに広見林道が見えてきました。渡渉して林道に出て尾根歩きの終了です。赤猿峠への分岐地点より少し南側に出た様です。先ほどの写真にあった分岐を左に行けば、もっと西側に出られたと思いますが。結果近道になりました。AM11:38

 

 

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 後は勝手知ったる林道歩き。写真は「団九郎の岩屋」への分岐地点。 AM11:45

 

 

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 猿投七滝の一つ「血洗いの滝」 AM11:57

 

 

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 そして車道に出て少し下った所から「猿投七滝遊歩道」へ。 写真は最初にある「二ッ釜の滝」。今日は水量が多く「三ッ釜」になってますね!(^^ PM0:00

 

 

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 遊歩道の途中にある休憩所で本日のお昼です! PM0:04~1:00

 

 

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 今日の山ご飯はキムチ鍋。だし汁にキムチとキムチ漬の素、豆腐、えのき茸を入れて家で煮込んでおいた物を持ってきました。それを温めて豚肉とニラを追加していただきま~す! う~ん温まるなあ~(^^)

 

 

 ある程度食べた後、うどんを入れて仕上げに移ります!汁気が少なくなったので足したのは…R0025791.JPG
 木曾御岳山は三の池の御神水! 昨年の7月に手に入れてからすでに一年半近く経ってしまいました。

 

 

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 食事を済ませた後は滝を見ながらさらに遊歩道を下ります。PM1:10

 

 

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 遊歩道終点からは広沢川を眺めながらゆっくりと車道歩き。PM1:33

 

 

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 トロンミル水車の残骸 PM1:39

 

 

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 「来た時よりきれいにして帰りましょう・地主」と書いてあります。自由に使ってもいいのかな?PM1:52


 


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 そして山頂へは行かずに広沢天神の駐車スペースに戻ってきました。PM1:57

 平日の裏ルートなので今日は誰にも会わないだろうと思っていましたが、途中で単独男性とすれ違いました!猿投山にはもう秘密の場所は無いのかもしれませんね。 


タグ:猿投山
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コメント 6

水鵬

こんばんわ~
猿投ですか、このルートは知りませんでした!
中々細い尾根ですね^^b
あと、あの写真は熊棚っぽいですね!((((;゚Д゚))))
そしてあのキノコ!
私も鳩吹山などで何度か見ているのですが、調べてもわからないんですよね^^;
図鑑にも載っていなくて・・・
そしてキムチ鍋!良いですね~ 寒い時期には最高ですよね。
〆のうどんとは恐れ入りましたw
脱帽です!
by 水鵬 (2013-12-14 20:11) 

teln

こんばんはー。

道がどこへどうつながっているか、気になりますよねえ。

ところで、この前猿投山に行ったのは東海自然歩道の
ルートで平日でも人が多かったですが、みなさんクルマで
来られてるんでしょうか?豊田市駅からのバスは途中から
一人になり猿投神社前で降りたのも当然一人でした。

こちらは寒い冬(暑い夏も)は基本やんないし(^。^;)、
山上で炊事なんて面倒でとてもとても…だから尊敬!!
by teln (2013-12-15 01:19) 

teppan

水鵬さん おはようございます!

猿投はこの数年特に人が多くなって、一般道では飽き足らない人達が踏み跡を求めてあちこち歩き回るようになりました。
ネットで「へえ~」と感心してしまうような歩き方をしている人も見かけます。
まあ、以前の自分もそうだったんですけどね…^^;
熊棚は本物でしょうかねえ… キノコは不思議な形が多いっすね。
キムチは寒い冬に温まるのにはもってこいです!

ところで、最近ネットで「猿投山」ってググると、まず「猿投山渦:さなげやまうず」っていうのでヒットするんですよ!ご存知でした?
どうやらTBS系の深夜アニメに、この名前のキャラが出てくるらしいです!とうとう猿投山もアニメオタクの間で全国区になったんですねえ~^^
by teppan (2013-12-15 08:54) 

teppan

telnさん おはようございます!

猿投山は車でアプローチする人が99パーセントくらい?でしょうかね。

自分もほとんど車ですが。過去に4回バスや鉄道を使って歩いてます。
もしまだやってなかったら、豊田市駅からバスで猿投山まで行き、海上の森の物見山まで歩いて愛知環状鉄道の山口駅着の縦走がおすすめです。案内は無いのでちょっと難しいですが、この逆回りの方が判りやすいかもしれません。

山での炊事は確かに面倒ですね~ でもそれを目的?にすればそれ程苦にならないんですよ!^_^;
by teppan (2013-12-15 09:21) 

きぐるみ

何度となくコメントするのを妨害されてきましたが
新しいパソコンを入手したので早速コメントしてみることにしました。
どうも、北関東の身内です!

猿投山懐かしいなあ。
というほど、私は登っていないのだけど(笑)
写真のキノコは、てっぱん家の大きなあの図鑑には載っていないのだろうか?
小さい頃あんなに見てたつもりなのに、あんまり思い出せないや。

最近は、てっぱんさんのブログ見て、地元を思い出したりしてるよー!
また、時間ができたときは帰ろうと思います。
とりあえず、今年のお正月は見送るけどね(笑)

それでは、またコメントしまーす!
by きぐるみ (2013-12-16 14:23) 

teppan

きぐるみさん> いらっしゃいませ!

やっとコメントもらえましたね~文字認証わかりやすくなったでしょ?

新しいパソコン買ったんだ!リッチだね~
そういう自分も仕事場のノートが突然死しちゃったので先月新調したんだよ。
ホントはiPad miniを買おうと思ってたんだけど、ちょっと先になりそうだね~^^;
またこちらへ来た時はいろいろお話聞かせてもらうとして、
このブログにどしどしコメント入れてチョーダイね!

じゃ!(´∀`)ノシ



by teppan (2013-12-16 17:14) 

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