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御在所岳 雪の裏道を行く 2011/2/3 [山歩き・ウォーキング]

2月3日、三重県三重郡菰野町の御在所岳を歩いてきました。今まで冬の鈴鹿は訪れたことがありませんでしたが、ようやく念願の「冬の鈴鹿デビュー」を果たす事ができました。
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 写真はロープウェイのゴンドラから撮った大黒岩と鎌ヶ岳(画像クリックで拡大表示します)


 数えるくらいしか冬山体験(しかも低山のみ)の無い私が、冬の御在所でまず最初に選んだのは裏道(裏登山道)。しかも下山はロープウェイという、「それで登山のつもり?」と後ろ指をさされそうな安直山行きです…(^_^;)
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 午前7時頃、湯の山温泉街から少し離れたところにある「蒼滝駐車場」に到着。駐車場内には雪が結構積もってます。実は2月1日に頂上付近の水道管トラブルでロープウエイを含め山頂施設が臨時休業となりました。復旧が何時になるのかか判らない。そこで裏道を往復するつもりでこの駐車場にやってきました。ロープウエイに乗らないのに有料駐車場に停めるのも癪ですからね…(裏道へは皆さん鈴鹿スカイラインの通行止めゲート前に路上駐車して歩くみたいです。)

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 まずは登山口に向かう為、駐車場の奥からジグザグに階段を登ってロープウエイ乗り場へ向かいます。日の当たらない階段道は雪が積もっており、所々凍っているのですべらないよう慎重に。
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 ロープウエイ乗り場を通り過ぎ蒼滝不動へ。ここまでの歩道にも雪が積もっているので注意して歩きます。

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 蒼滝不動から裏道登山口への通路。しっかり雪が積もってました。(まっすぐ左が裏道方面で、右へ下ると蒼滝)

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 スカイラインの鉄橋(蒼滝大橋)をくぐり、堰堤横をよじ登ると登山口に到着。

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 裏道最初の渡渉、七の渡し。よく締まった雪が積もっています。凍っていないのでアイゼン無しでも不安はありません。

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 9:00少し前、藤内小屋に到着。ここにもたくさん雪がありました。御在所岳は今日で3回目なんですが、ここから先の裏道を歩くのは初めて。雪で埋もれた登山道はルートが判るかどうか心配でしたが、しっかり踏み跡があり要らぬ心配でした。ですが、さすがにこの先の鎖場を過ぎたあたりからアイゼンを装着。

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 藤内壁出合の立て札の先には、この地方のロッククライミングの聖地、巨大な藤内壁(とうないへき)が立ちはだかっていました。壁に向かって足跡が付いている。この凍った岩壁を登るなんて恐ろしい限りですが、一度体験したら、きっと病みつきになるんでしょうねえ…

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 日当たりの良い斜面に登山道があるので、枝に積もった雪が溶けて雨が降ってきたり、ドサッと固まりが落ちてきたりするので気を付けなくてはなりません。もろに食らったら悲惨なことになりそう。

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 斜面には所々雪のロールケーキが転がっていたりします。

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 今日は快晴で暖かく、汗をかいてしまうほど。ゼイゼイいいながら雪の斜面を登る。

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 やがて国見峠に到着。1メートルくらいは積雪がありそうです。

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 国見峠からは延々と溝道が続きます。夏場と違って積雪があるので歩きやすい。山頂遊歩道に合流する手前のあたりは何処が道だかわからないくらい雪が積もっていました。

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 ようやく遊歩道に合流。んっ?やけに人が多いなあ。たしかロープウエイは運休のはずなのに変だなあ…

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 スキー場のリフトも動いてる。どうやら2日の夜には水道管の修理も終わり、今朝9時から通常営業を始めたみたい。せっかく静かな山頂が楽しめると思ったんですが仕方ない。でも、これで下山にロープウエイを使う選択肢ができたって事ですね(^^ゞ

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 レストラン横の人工氷瀑。毎年作っているそうですが、ようやく実物を拝むことができました。

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 青空にライトブルーの氷が映える。
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 ロープウエイ山頂駅と氷瀑

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 当初はレストランでお昼にしようという計画だったんですが、休業だと思っていたのでおにぎりを持ってきました。昼食の場所を探すため山頂駅とは反対側の三角点ピークへ向かいます。写真のところから三角点まではもう一息です。

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 三角点ピークに到着。ベンチでお湯を沸かして昼食をとる。カップのコーンポタージュは寒い季節にピッタリ!

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 昼食の後はさらに西側の「望湖台」があるピークへ移動。かなりの積雪です。後ろに見えるのが三角点ピーク。

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 望湖台からは目の前に雄大な雨乞岳がドーンと鎮座しています。いつかは行ってみたいですが、三重県側から日帰りで行くには少なくとも鈴鹿スカイラインが開通しないと無理かなあ。

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 南には鎌・入道・野登・仙ヶ岳がズラリ

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 北側には国見・釈迦・藤原・御池がこれまたズラリ一望。天気は抜群でした。

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 調子にのって新雪に入り込むとご覧のとおり。油断すると膝上までズボっときます!沈み込まないためにはちょっとしたコツが要るんですよ!お遊びは程々に(^^)

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 再び来た道を戻り、今度はロープウエイの駅がある朝陽台へ足を運んでみました。丸いのは御在所雨量レーダードーム。

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 朝陽台から見た鎌ヶ岳を始めとする鈴鹿南部の名峰達。

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 景色を堪能した後は、一気にロープウエイで山麓まで…って、やっぱり楽な方法を選んでしまったのでした(^^;)
ゴンドラに乗り込み、いきなりジェットコースターみたいな下り!高所恐怖症の私は「うわーっ!」と思わず声が出てしまいました。
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 あっという間に麓へ到着。苦労して登った山を下りるのに、たったの12分。何だかねえ~(^_^)

蛇足
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 アウトドアで気兼ね無しに写真を撮るために買ったW90。濡れても大丈夫なのが最大の利点なんですが…出来上がりの写真を見ると思い通りに撮れていない。AUTOホワイトバランスがどうにも気に入らない。順光ではバッチリだったのが、逆光や曇りだと、おかしな色合いになってしまったりするし、ブレているのか?ピンボケなのかよく判らない写真が撮れてしまう。フォーカスフレームがあちこち移動したりして自分の撮り方には馴染まない(これは設定が悪いせいでしょう)。それに、この種のカメラに顔認識なんて必要ないと思う。とにかく、もう少し説明書を良く読んでクセをつかんでおかないといけません。

 写真を見ると判ると思いますが、麓から山頂に着くまでがPENTAX W90で撮った写真で、山頂に着いてから下山するまでのほとんどはNIKONのP5000+ワイコンで撮ったものです。明らかに違います。あと、どちらのカメラでもそうですが、こんな晴天野外の積雪がある場所では液晶モニターが全く用を成しません。周りが明るすぎ、真っ黒で何も見えないので勘でシャッターを切るしかありません(T_T)。こんな時はファインダーのありがたさを実感します。でも、冬の登山は荷物が多くて、ザックには一眼を連れて行くスペースが無いんですよねえ…

タグ:鈴鹿の山
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カメラ小僧

昨日、深田先輩にこのブログ紹介しておきました。

しかしこの寒いのにがんばるねz~
雪山は怖くて私は近づけません。
このブログで楽しませてもらっておきます。
これからも良い写真一杯撮って見せて下さい。
by カメラ小僧 (2011-02-05 13:46) 

水鵬

(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪ きましたねぇ~雪の御在所!!
やはり私にも今の所雪山に行く勇気はないのですが・・・この景色少し羨ましいかもw
まだ今年の登山はしていませんが、来週末あたり雪の無い所を軽く行こうかと考えています。

by 水鵬 (2011-02-05 22:45) 

teppan

カメラ小僧さんこんにちは

良い写真を撮ろうと思いながらシャッターを切っているんですが、思うようにはいきませんねえ。明るく倍率の大きなファインダーの必要性を感じているこのごろです。


水鵬さんコメントありがとうございます。

今年最初の登山記事、楽しみにしてますよ。(^^)
by teppan (2011-02-06 09:19) 

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