海上の森 シデコブシ 2008/4/3

愛知県瀬戸市　海上の森　　シデコブシの花をやっと見ることが出来ました。

 

シデコブシは生きた化石と言われ、現在自生しているのは愛知・岐阜・三重の東海三県だけ。ここ海上の森は数少ない自生地の一つ。上の写真の様に日当たりの良い湿地に生えています。

シデ（「紙垂」あるいは「四手」）とは、神社で祈祷して頂く時、神主様がお祓いする際に使われる白い紙で作られたかざりの事。花びらの感じがこれに似ているのでこの名前になったそうです。園芸種は一般に手に入る様ですが、野生のシデコブシは世界中でここ東海地方にしか自生していない絶滅危惧種。直径１０センチ程の大きな花で、とても目を引きます。

　桜が満開のこの時期に、あえてこの花を眺めるのもまた一興。

 

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