サッカーワールドカップ ドイツ大会に思う事

サッカーワールドカップ２００６大会が開幕し、眠たいながらもテレビの中継を見ながら画面に向かって叫んでいたのは私だけではないだろう。今、日本代表は１次リーグで窮地に立っている。決勝トーナメントに進出するためには対ブラジル戦で最低でも２点差以上で勝利するのが条件となった。普通に考えればこの条件をクリアするのはほとんど不可能に近い！

現在日本代表に対して色々なメディアで様々な批判が目に付く。私の回りでも「所詮日本代表と言ってもたかが知れている。回りが浮かれすぎ！」だとか「どうせ決勝へは行けるレベルではなかった！」とか言っている人がいる。確かに私だってワールドカップで日本が十分通用する程レベルが高いとは思っていません！でも、「もしかしたらやってくれるかもしれない」といった期待があったからこそ、はらはらしながら中継を最後まで見たのも事実です！

「いつもいいところまではボールを運べるのに得点力不足ですね！」「日本の選手に足らないのはここ一番の精神力のなさ！」「身体能力が劣る」と言った批評は、はるか以前から耳にタコができるほど評論家の方々が述べておられます。そんなの試合を見れば素人だって判る！　日本チームが初めてワールドカップに出場してから何大会目ですか？まだわずか３回目じゃないですか！それも連続して出場しつづけているじゃないか！日本チームは確実に進歩していると思うし、海外リーグで経験のある選手が少ない中、ここまで頑張ってくれた選手達を私は誉めたい！
柳沢選手や玉田選手が決定的チャンスでシュートミスした事を批判するけど、クロアチアの選手もたくさん失敗していたじゃないか！ゴールするためには国際大会でのシュート経験が沢山必要なのだと思います。自国のサッカーが国際大会でより力を発揮できるように、もっと海外リーグに日本選手を送り込めるように国内のサッカー環境を良くする様な意識を国民が持たなければいけません！

クロアチア戦でのキーパー川口選手のＰＫのセーブは本当にうれしかった！こんな場面を多くの人と共有できただけで良かったと思っています。ブラジル戦では勝敗はともかく、成長の跡が見られるような試合を期待します！

 

コメント 2

私は今回、グループリーグを突破できるとは思っていませんでした。
負けるのはいいんです。けれども、ずっとずっと同じとこで躓き、同じ失敗を
繰り返し続けているところが批判される原因ではないかと思います。
メンタル部分ではむしろ後退しているような気さえします。
でももう終わってしまったので、この先同じ轍をふまないように、気持ちを
切り替えて頑張っていくしかないと思います。
by まる (2006-06-23 16:28) 

まるさんコメントありがとう！他国の選手に比べてメンタルの部分の差はかなり感じますね。ペナルティーエリア付近での攻め方なんかで特に差が出てました。時には切り込んで行ってシュートにトライしてもいいのになあ・・と。
どこか国民性が現れているんじゃないかと思ったりします。ひょっとしてサッカーには不向きなのかな？
by teppan (2006-06-23 23:25)