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プラティパス:Platypusの乾燥 [モノ・道具]

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 軽くて便利な折り畳み水筒「プラティパス」ですが、使用後内部が乾燥しにくいのが難点です。


 使わない時はコンパクトに折り畳めて便利なプラスティック水筒「プラティパス:Platypus」ですが、使用後の乾燥に時間がかかるのがネックですよね、ユーザーの皆さんはどうされているのでしょう?

 teppanの場合は内部を軽く洗浄し、息を吹き込んで膨らませた状態で食器乾燥機にかけた後、口を上に向けた状態で物干しのピンチにぶら下げて自然乾燥させています。そのまま何日か干しておけば部屋の中でも忘れた頃には乾燥していますね。(注)水以外の液体は入れていません

 ネットで ”プラティパス乾燥” で検索してみると困っている方が多いようで、色々な乾燥(保管)方法がアップされていました。ここで幾つかご紹介しておきます。

・そのまま自然乾燥
 良く水を切ってから口を上に向けた状態にしておくのが肝要。数日かかりますが、日光に当てればもっと速いです。なるほど!と感心したのが冷蔵庫の側面にぶら下げておくという方法、冷蔵庫の熱で気化が促進されるようです。

・布を棒状に丸めて差し込んだ状態で干す
 お勧めできる方法のひとつ。
 プラティパスの乾燥方法について(モチヅキのページ)→https://www.e-mot.co.jp/blog/view.asp?id=15

・キッチンペーパーを使う
 小さく丸めたキッチンペーパーを複数個中に入れ、良く振って水滴を吸わせて取り除いた後に自然乾燥。上記の布と同じく物理的に速く乾燥させる方法のひとつ。しかし、入れたり出したり面倒な事この上なし。

・水筒の口に扇風機やドライヤーの風を当てて乾燥させる
 中に強制的に風を送る事ができれば乾燥が速いですよね。しかしプラティパスの口は小さいのでかなり効率が悪いです。それでもやらないよりは速く乾燥するみたい。

・無水アルコールを使う
 洗浄後水滴が残った状態でキャップ一杯ほどの無水アルコールを入れ、良く振り水分をアルコールに溶け込ませませて捨てた後に自然乾燥させる。そのままより速く乾燥できそうですね。無水アルコールは高価なので、消毒用エタノールでも良さそうです。除菌もできて一石二鳥?

・冷凍庫保管
 洗ったあと冷凍庫へ、確かに凍らせておけばカビが生え難いですよね。冷凍庫の移り香はジッパー袋に入れておけば防止できます。でもやっぱり完全に乾燥させた場合に比べて衛生的とは言い難いです。teppanはあまりやりたくない方法ですね。

・冷蔵庫保管
 洗ったあと冷蔵庫に入れて保管。匂ったら漂白剤で除菌して使えばいいという究極の?使い方。teppanは止めときます^^;

・熱帯魚水槽用のエアポンプを使って乾燥
 SNS(ヤマレコ)ユーザーのryokuchahaさんよりアドバイスを頂きました。teppan家には水槽がないので思いつきませんでしたが、これはかなり効率が良さそうですね。ポンプをお持ちの方はぜひお試し下さい。2021/2/18追記


 以上様々な乾燥方法や使い方を紹介しましたが、手間を掛けずになるべく速く乾燥させるのに、最近teppanがやった方法をご紹介させていただきます。

 水筒内部に直接温風を送る為のちょっとしたアタッチメントを作りました。名付けて「プラティパスドライヤー」。カタカナ語だと聞こえが良いのですが、漢字なら「折り畳み水筒乾燥用治具」でしょうか。

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 試作品の写真です、書類のクリアホルダーを切って丸めて作りました。これはこれで効果はあったのですが、山SNS(ヤマレコ)でka23さんが日記で紹介されていた方法https://www.yamareco.com/modules/diary/4431-detail-52651を真似て、もっと効率的なアタッチメントを作ってみることにしました。



【材 料】灯油ポンプ、ペットボトル(1000ml)、エアコン排水ホースの防虫キャップ
【使用道具】ハサミ(カッターナイフ)、千枚通し、ガストーチ
【その他必要な機器】ふとん乾燥機あるいはヘアドライヤー、ファスナーバッグ
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 製作と言う程の大げさなものではなく、灯油ポンプのペコペコ部分を外し、弁を取り除いて半分に切ったペットボトルをねじ込んだだけの簡単なものです。


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 灯油ポンプには多くのメーカーあるので、取付部がペットボトルのキャップとほぼ同じ径のものを選ぶ必要があります。それと当然ですが、内部に温風を送る関係上、風の出口が必要です。灯油ポンプのパイプ径は約15ミリ、水筒のキャップ径が小さく、風が抜けるスキマが狭くなる場合はこのアタッチメントは不向きです。


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 パイプの先端には風が四方へ分散し易い様に、写真のエアコン排水ホース用の防虫キャップを取り付けました。


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 これは無くてもあまり支障はなさそうですが、サイドから風が抜けないようにかぶせたキャップです。


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 風が先端部分しか出ないと効率が悪そうなので、パイプには約5センチ間隔で複数の小穴を開けました。(トーチで熱したキリを刺して穴開け)


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 写真が完成したプラティパスドライヤーです。


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 稼働状態のプラティパス乾燥システム全体像。乾燥させたいプラティパスは洗浄後に息を吹き込んで膨らませておく事が肝要。



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  布団乾燥機は温風の出口が2つあるので、片方は水筒の中の送風に、もう片方は大きめのファスナーバッグに入れたプラティパスを外側から温めて水分の気化を促進させる為に使いました。
 ポイントはファスナーバッグをピンチで絞る際に、風の出口を小さくし過ぎないこと。内部の圧力が上がり過ぎると、プラティパスが潰れてしまい乾燥しにくくなるためです。適度に膨らむくらいでOK。外側からも温める事により乾燥時間に格段の差が出ます。ちなみにteppanが使ったファスナーバッグはIKEAのISTAD6L。



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 布団乾燥機以外にヘアドライヤーも使えますが、その際は絶対に熱風にしないこと。冷風でないとアタッチメントが融けて変形してしまいますので・・・


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 乾燥システム稼働中のプラティパス内の温度は42℃、約5分程で水滴がほとんど目立たなくなり、30分経過した時点でほぼ乾燥できました。完璧を期すならさらに時間をかければOK。プラティパスが潰れていると乾燥しにくいので、膨らんだ状態を保つのがミソ。ふとん乾燥機はタイマーがあるので、ほったらかし自動乾燥できて便利です。


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 現在teppanが山用に使っている折り畳み水筒は3つ。EVERNEWウォーターバッグ2L、プラティパス2L、100円ショップのもの。100円ショップのはフィルムも薄くて耐久性は低そうですが、今のところ大丈夫です。コストパフォーマンスは抜群ですね。


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 ちなみにプラティパスのキャップ(写真左)ですが、ねじピッチが同じペットボトルキャップなら、無くした時に代用できそうですよ。


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 teppanはプラティパスを保管する際に丸めて輪ゴムで縛っています。天然ゴムが主成分の輪ゴムだと劣化して張り付いたりして困りますが、写真のポリウレタン製なら劣化せずに使えるのでオススメです、100円ショップで購入しました。



 ここまで書いておいて言うのも何ですが、「EVERNEWウォーターバッグ」なら、teppanが考えた乾燥システムは全く必要ありません。
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 上部が大きく開くので食器乾燥機ですぐ乾くし、自然乾燥でも短時間で乾燥できるからです。


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 EVERNEWウォーターバッグの大きな開口部を可能にしたのは、着脱可能なシーリーングツール「Anylock」によるところ大です。https://anylock.jp/


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  開封済みのお菓子や茶葉の袋など、各種ポリ袋を折り曲げてスライド装着するだけ。「クリップ式の袋とじ」は袋を何重に折り曲げて使っても空気が出入りしますが、こちらの方は完全密閉できる点ではるかに優れています。


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 何度でも着脱できるので便利。

 最終的に「EVERNEWウォーターバッグ」と「Anylock」の宣伝記事みたくなってしまいましたが、プラティパスの乾燥方法のひとつとして、参考になればと思い記事にしました。


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