teppanお気に入りのウェブページは下のリンクをクリック!
【鈴鹿】御池岳テーブルランド周回 前編 2020/10/15 [山歩き・ウォーキング]
御池岳の最高点「丸山」
場所・山行日 | 「御池岳:おいけだけ:1247m:独標」2020年10月15日(木) 滋賀県東近江市君ヶ畑町 |
||
ルート | 鞍掛トンネル西P~鞍掛峠~鈴北岳~道池~丸山~奥の平~東ボタンブチ ~土倉岳分岐~T字尾根下降点~青のドリーネ~ボタン岩~幸助の池~ボタンブチ ~天狗の鼻~風池~丸池~夕日のテラス~西ボタンブチ~お花池~元池~鈴北岳 ~鉄塔分岐~鞍掛トンネル西P |
||
歩行距離 | 13.6Km(平面距離) | ||
標高差 |
登山口(+165m)鞍掛峠(+375m)鈴北岳(-62m)道池(+126m)丸山
(-7m)奥の平(-92m)東ボタンブチ(+-0)土倉岳分岐(+40m)ボタンブチ (-3m)西ボタンブチ(-40m)お花池(+12m)元池(+22m)鈴北岳 |
||
所要時間 | 08時間18分 05:11~13:29 1.6Km/h(休憩・昼食時間含む) Google earth俯瞰図はこちら |
今年4月に新型コロナウイルス感染症で外出の自粛が要請されてから初めての県外の山。歩き慣れた御池岳テーブルランドをグルリと周回してみました。その前編レポートになります。
国道306号線、滋賀県と三重県の県境にある鞍掛トンネル西側にある駐車スペースからスタート、見上げる夜空は快晴です。AM5:11
谷間を縫うように付けられたジグザグ道を登って、火の用心の案内板から鉄塔巡視路へ入ります。AM5:29
山腹の狭い道を進むと鉄塔に出る。ここから峠はすぐですが、滑落しない様注意しながら歩きます。AM5:33
鞍掛峠に到着しました、ここからは尾根歩き。
可愛いお顔のお地蔵様、手を合わせて道中の安全を祈りました。
夜明けの伊勢湾に注ぐ木曽三川。
これから向かう山頂方向はガスに覆われてまっ白です。AM6:08
登って行くに連れガスは薄くなり、太陽のシルエットが見える様になってきました。
次第に晴れてきて、1056mピークを越えるとテーブルランドが現れました。AM6:27
北方向を振り返ると、雲海に突き出る伊吹山。
通過してきた1056mピークを見下ろしたところ。
この手前がちょっとキツいですが、全般的になだらかで歩きやすい鞍掛尾根です。
鈴北岳はもうすぐ。
鈴北岳山頂から、鈴鹿最北端の霊仙山とその右に伊吹山。AM6:53
県境稜線を南東へ向かいます。前方に見えるピークが御池岳の最高点で、鈴鹿で最も標高が高い「丸山」です。
1160mピーク付近から1本南の支尾根へ入りました。踏み跡はありません。
今年はいつまでも暑い夏でしたが、気が付けばいつの間にか秋が来た!って感じがします。
苔むす石灰岩を縫って進む。
尾根の末端まで下ると、
道池に着きました。「御池」の名前のとおり、広大な山頂部(テーブルランド)には20とも30とも言われる池があるそうです。ドリーネに水が溜まったものだと思われます。AM7:24
少し西へ戻って、写真の分岐から最高点「丸山」を目指しました。AM7:28
テーブルランドは秋の真っ最中。
「丸山」頂上です。良く晴れ渡って爽快な眺めでした。AM7:57
木曽御嶽山
雲が切れて良く見える様になった伊吹山。写真は載せませんでしたが、加賀・能郷の両白山も眺める事ができました。
続いて東へ。前方に見えるピーク「奥の平」へ向かいました。
北側に見える養老山地の山々と鈴養湖(中里ダム)。
南方向、テーブルランドの端にあるボタンブチの先に雲海が広がっていました。鈴鹿中南部の山々は全て雲の中に飲み込まれていました。初めて見る光景ですが、この日御池岳に来て得をした気分に浸れました。
「奥の平」に到着、テーブルランドで丸山に次ぐ高さです。藤原岳の向こうに伊勢湾が見える。AM8:12
奥の平にポツンと生えるブナ。吹きっさらしの厳しい気象条件に、長年耐えてきたといった力強さを感じますね。
奥の平のランドマークブナを振り返る。
テーブルランドの端に沿ってさらに東へ進む。左前方は花の百名山・藤原岳。
次の目標の1194mピーク。
1194m独標に到着、石灰岩がゴロゴロしています。AM8:38
1194mピークを示すテープ。
さらに東へ。石灰岩の山かと思えば砂礫の台地、変化に富んだ山です。
カレンフェルト越しの風景。
北東の末端が近くなってきました。
ここが「東ボタンブチ」、テーブルランドの北東端になります。藤原岳が目の前です。AM8:56
藤原岳・展望丘の先に輝く伊勢湾が見えました。
季節外れ?のてんとう虫。
東ボタンブチ付近はナギナタコウジュの群生が見事でした。あたりは花の香りが漂っていました。
前方のカレンフェルトピークを越えて土倉岳下降点へ向かいます。
石灰岩の脇に背の低い小さなアケボノソウが咲いていました。環境の厳しさゆえでしょうか?
ピークから東ボタンブチ方向を振り返ったところ。
石灰岩の周りには赤い実を着けたメギが生えていて、トゲが硬くスパッツの上からでも刺さると痛いので難儀しましたが、草地に出てホッとしました。ドリーネ、石灰岩、モフモフの苔、砂礫、シダ、草原、そして数々の池、何度歩いても飽きない変化に富んだテーブルランドです。
テーブルランドの南東端まで来ました、土倉岳への下降地点です。AM9:24
ちょうどガスに覆われて視界が悪くなってしまいましたが、斜面の色づきが確認できました。
テーブルランド周回レポート、前編はここまでです。後編はこちらをクリック!
タグ:鈴鹿の山
コメント 0