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鳳来館と鳳来峡 2020/9/16 [お出かけ]
美術珈琲「鳳来館」 、大正時代の建築だそうです。(国指定重要文化財)
ハイキングが午前中に終わりましたので、ランチをしに新城市大野の「鳳来館」へ行ってきました。
鳳来館の入口です。大正時代末期に建てられた旧大野銀行の本館で、国の登録有形文化財となっています。平成18年(2006年)までは豊川信用金庫の出張所として使われていたそうです。地元民間企業が購入して、ギャラリー兼喫茶店を開業したとのことです。
文化庁・国指定文化財データベースリンク【旧大野銀行(大野宿鳳来館)本館】↓
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00007502
鳳来館の入口です。大正時代末期に建てられた旧大野銀行の本館で、国の登録有形文化財となっています。平成18年(2006年)までは豊川信用金庫の出張所として使われていたそうです。地元民間企業が購入して、ギャラリー兼喫茶店を開業したとのことです。
文化庁・国指定文化財データベースリンク【旧大野銀行(大野宿鳳来館)本館】↓
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00007502
カウンターでベティーちゃんがお出迎え。
銀行の面影が残るカウンターの内側が喫茶室。太い天然木を輪切りにしたテーブルが豪華です。
ランチが出来上がるまで建物内を見学させてもらいました。
1階の特別室、頭取のお部屋だったのかな? こちらにも飲食メニューが置いてありますね。
金庫室の中から。
2階にも行ってみます。
2階はレンタルギャラリーになっていて、いろいろな展示会が開かれているようです。普段もオーナーさんのコレクションが並べられている。
ここから近い鳳来寺山のふもとに硯の工房があるんですよ。
日本画や雑誌。
婦人グラフ 大正15年新年号
バンドオルガン、回転木馬に備え付けて自動演奏するもので、フェア・オルガンとも呼ばれるそう。
パッ!と目を惹いたのがこの石猫、すごくリアルです。
さて、オーダーしたランチはこちらです。
鳳来館スペシャルカレーライスと、
鳳来館スペシャルカレーライスと、
信州長屋門ポーク照り焼き重。
食後はサイフォンで淹れた鳳来館珈琲、いずれも美味しくいただきました。
駐車場には蔵があって、自由に見学することができます。こちらも国指定有形文化財です。
文化庁・国指定文化財データベースリンク【旧大野銀行(大野宿鳳来館)土蔵】↓
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00007503
1階には何体かの仏像が、2階はレトロな日用品が展示されていました。
超豪華なブラシと手鏡のセット。イギリス王室御用達のメーカー製で1900年頃のもの。
扇風機
手回しミシン。他にもカメラや日傘や時計など、レトロなコレクションが展示されていました。
少し離れたところにある古民家は料亭だった建物だそうです。(こちらも国指定の重要文化財となっていて見学可)
文化庁・国指定文化財データベースリンク【旧料亭菊水】↓
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010608
漆喰壁に描かれた味のある鏝絵(こてえ)。「大野の名左官、鈴木光夫氏の最高傑作と言われている」と案内書きにありました。
引き出しのたくさんあるタンスと火鉢。このタイプの火鉢は、昔teppanの生家でも使ってました。信楽焼きだと思います。
(備忘録)
・大野宿美術珈琲「鳳来館」 喫茶・食事
定休日:毎週月曜(祝日の場合は火曜日に振替)
営業時間:10:00~17:00(ラストオーダー16:30)
新城市大野字上野17-2 TEL:0536-32-2332
【鳳来峡】
板敷川(宇連川)の両岸にある湯谷温泉にはホテルや旅館があり、宿泊や日帰り温泉入浴が可能です。大野から車で移動して鳳来峡にも行ってみました。
板敷川(宇連川)の両岸にある湯谷温泉にはホテルや旅館があり、宿泊や日帰り温泉入浴が可能です。大野から車で移動して鳳来峡にも行ってみました。
湯谷温泉の無料駐車場(足湯もあります)の東にある案内板の先に、JR飯田線の上を渡る橋があります。
高台にある薬師如来像。
湯谷大滝。川底は平らな岩盤(凝灰岩)になっています、板敷川と呼ばれる理由が良くわかりますね。
薬師如来像からJRの線路沿いを南(下流)に下ると、川の中にある馬の背岩に立つことができます。
岩に階段がつけられていますが、手摺りが壊れているので落ちないように。
馬の背岩から上流にある小滝と赤い浮石橋を見たところ。
少し上流へ移動すると小滝が近くで見られます。
薬師如来像まで戻って北(上流方向)へ下ると浮石橋に行けます。
橋の上から見た、先ほど立っていた馬の背岩です。階段状に見えるのが柱状節理だそうです。上流方向には湯谷大滝が眺められる。
国指定文化財等データベース「馬背岩」
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/401/1427
JR飯田線の踏切近くにある「田舎茶屋まつや」さん。日本で2番目?に美味しい五平餅が食べられます。その理由とは?お店で確かめてみてください(^^
※「鳳来:ほうらい」の由来
ここから近い鳳来寺山の中腹にある「鳳来寺」を開山した利修仙人が、文武天皇の病気平癒祈願で都へ赴くにあたり、鳳凰に乗って参内したという伝説によるものだそうです。本当かどうかはともかく、素敵な響きの名前ですよね。
2005年の市町村大合併で新城市に併合されるまで、大野や湯谷は「鳳来町」でした。
【おまけ】
きまぐれで、帰りに愛知県豊田市の鞍ヶ池公園内にある動物園に立ち寄ってみました。この公園は豊田市や近隣市町村住民の憩いの場です。かわいい絵が描かれた軽トラックが置いてありました。
お馬さん。
フラミンゴ。
紅コンゴウインコ
かつては姉妹都市のデトロイト市から寄贈されたアムールタイガー(はく製になって産業文化センターで展示中)が目玉でしたが、現在は目立たない幼児向け小動物園です。日本屈指の工業生産出荷額を誇る愛知県豊田市、税収も潤沢だと思うのですが、あまり動物園には力を入れてない様で… つかの間のひとときでしたが癒されました。
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