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【愛知】出来山 2019/8/21 [山歩き・ウォーキング]

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場所・山行日
 「出来山:できやま:1052.67m:一等三角点」2019年8月21日
 愛知県北設楽郡設楽町
ルート  段戸湖駐車場~分水峠~出来山 往復
歩行距離 12.3Km(平面距離)
標高差  段戸湖P~ +37m分水峠~ -45m牛渡橋~ +160m出来山
所要時間 05時間14分 11:06~16:20  2.3Km/h(休憩・昼食時間含む)
Google earth俯瞰図はこちら


 愛知130山の一つ「出来山」を登ってきました。
登山と言うよりオール林道歩きなので面白みに欠ける山です。以前一度登頂した事があり、その時は”もう二度と来る事はないだろうな!”と思ったのですが、この日7年ぶりに再登頂してきました。

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 段戸湖の駐車場からスタート、家でダラダラしていたら午前11時になってしまいました。



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 枯れて切り倒された大木。



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 段戸湖のアングラーさん達



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 段戸湖の上流から。



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 アキノタムラソウ



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 カキツバタですね。



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 ツガの葉っぱ



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 吹き抜ける風が爽やかです。



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 気温は27℃



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 マムシグサの実、たぶんスルガテンナンショウだと思います。



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 山頂まで全て林道歩きです。



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 沢の音が爽やか



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 きららの森の笹(スズタケ)は、何年か前に花が咲きましたが、今は全部枯れてしまった様です。



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 この林道分岐を右へ、五六橋を渡ります。



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 寧比曽岳方面の分岐地点 そのまま直進します。



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 林道は改修工事中でした。



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 ひらすら林道を歩きます。



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 たまにこんな案内表示があります。



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 牛渡橋の林道分岐、ここも真っ直ぐ進みます。



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 ツルリンドウの花



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 オオカメノキの実



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 T字交差点に到着、左へ入ります。



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 地味にキツい舗装路を詰めると広場が見えてきた。手前を左手に入ります。



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 少し歩けば山頂です。



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 中央に三角点。



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 一等三角点「出来山:1052.67m」 愛知県内に8つしかない一等です。



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 この日の山メシはコンビニで調達した冷やし中華。



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 氷を入れて涼感アップ!^^



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 帰りは山頂北の広場から途中まで藪コギ、以前は強烈な笹藪だったが、枯れて歩きやすくなりました。



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 尾根をそれ、ここで林道に合流。



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 リョウブの花



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 葉っぱが固く、先が鋭く尖っていて触ると痛いです、これはカヤです。



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 イタドリ



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 ヒヨドリバナ



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 ヤマアジサイでしょうか、装飾花が下を向いていて可愛いです。



  この時期は花が少ないので、樹木の葉っぱを観察しながら歩きます。DSC04120.JPG
 ミツバツツジ この地方に多いのはコバノミツバツツジ、3枚の葉っぱが掌状に開く。早春の山を美しい紫色で飾る木。



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 ミズナラ 太平洋側ではブナに混じって大木になる。きららの森にも幾つか大木がありましたが、害虫のせいで随分枯れてしまいました。



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 コアジサイ 装飾花の無い、一見地味でシンプルな花が咲きますが、マクロで見るととても美しい。しかも香りも良いです。



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 シロモジ 早春に花が咲き、秋は黄葉します。同じクスノキ科の仲間にダンコウバイ、クロモジ、アオモジなどがあり、花の時期は区別がしにくいです。ダンコウバイは葉っぱもシロモジそっくり。



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 ヒノキ 言わずと知れた日本のDSC04079.JPG建材の王様。幹の皮が剥がれやすく、屋根葺きの材料にもなる。



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 サルトリイバラ ”山帰来:さんきらい”とも呼ばれます。鋭いトゲがあり引っかけると痛い!
この葉は「麩まんじゅう」を包むのに使われます。愛知県内なら大口屋の「餡麩三喜羅」が有名。伊吹山麓の湖北地方では「がらたて」と呼ばれる饅頭が地域の味です。



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 アセビ 春に鈴なりの花が咲いて可愛いです。毒を持つのでシカが食べません。



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 オオカメノキ 別名ムシカリ、紫陽花のような白い花が咲く。写真の葉も食べられてますが、別名は虫が好むからでしょうか?



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 ミラーで自撮り



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 こちらの林床の笹はスズタケではないので枯れていません。



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 木陰の林道は暑すぎず快適です。



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 分水峠 ここの尾根筋を境に矢作川水系と豊川水系が分かれます。



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 これは何という草でしょうか?



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 モミの木



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 途中から林道をそれて自然観察路へ。



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 背が高いのはモミか?ツガか? 高すぎて葉っぱが触れないので分かりません。



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 ミヤマシキミの大群落、どうしてここだけこんな大量に繁っているのでしょうか?



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 キッコウハグマ もう少しすると風車の様な花が咲きます。ものすごく小さな草。



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 交差点を右に入ります。



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 観察路脇の笹(スズタケ)は全て枯れてしまいました。



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 樹齢200年以上は経っているブナの大木。



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 夫婦ブナの門



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 間から見上げるとこんな感じ



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 このまん丸の実はシロモジ、いずれ弾けると中からタネが出てきます。



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 枯れて切り倒されたミズナラの大木、階段状に刻んであります。



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 サワラの木にできていた巨大な虫コブ? よくぞこれだけ大きくなったものです。



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 ちょうど比較しやすい位置にあったので…
上の葉先が2つに割れているのがモミ、下の葉先が丸いのがツガです。



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 往きに歩いた林道にここで合流。



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 駐車場に戻ると車は少しだけになっていました。


(あとがき)

 この日の目的は、”涼しい場所でランチしてこよう!”ただそれだけ(^^ 
家でダラダラしていたら段戸湖到着が11時になってしまい、お気に入りの寧比曽岳を往復するには遅すぎたので、短時間で歩ける出来山へ向かいました。スタート地点の段戸湖ですでに標高900mと高いこともあって、林道歩きはとても涼しくて快適でした。きららの森(段戸裏谷原生林)周辺は雰囲気が良く、何度歩いても飽きないお気に入りの場所です。

 山頂に行けば冷たいランチが待っていると思うと、変化の乏しい林道歩きもさほど苦にならず、それなりに楽しんで歩けました。山頂は森の中で展望はありませんが、三角点周辺は広々としていて、吹き抜ける風も涼しく、噛んだり刺したりする嫌な虫もおらず、意外にも快適に過ごす事ができました。
 登山の対象としてはつまらない山なのは否定できませんが、誰も訪れることもなく静かにゆったり過ごせる山も捨てたものではないなと感じました。歳を食ったせいでしょうか?7年前とは違った気持ちで、ゆる~いハイクを楽しむことができました。

タグ:愛知のお山
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