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よみがえる織田信長像 豊田市美術館 2019/6/6 [お出かけ]
今月半ばまで開催されている修復記念特別公開「よみがえる織田信長像」が目当てです。
今年はラグビーワールドカップの試合が地元豊田スタジアムで開催される予定、日本代表戦やニュージーランド代表戦と言う目玉カードを控え、ここ豊田市美術館も国内外から多くの観光客が訪れるのに対応するため、バリアフリー化を含め一年間の改修工事が行われていました。今月リニューアルオープンしたばかりです。
リニューアルオープン記念の展覧会は「世界を開くのは誰だ?」と題して、所蔵品から選りすぐりの現代アートを展示。
美術品鑑賞なんてteppanの柄ではないんですが、見て回ってみると現代アートもなかなか面白かったです。中にはどこが芸術作品なの?と、思えるものもあるのですが、私のような凡人には理解できない世界なんですよね。(^^
作品を前に学芸員から説明を受けている人たち。笑いも起きて楽しそうでした。
3階にある外が眺められる回廊
豊田スタジアムとteppanお気に入りの里山・寧比曽岳が見えました。
日本人なら誰しも織田信長と言えばこれだよね!と真っ先に連想する、教科書に出てくるあの掛け軸の絵、実はその掛け軸「重要文化財 紙本著色織田信長像」はteppanが生まれ育った愛知県豊田市にある長興寺というお寺が所蔵しています。
以下パンフレットにあった説明の一部です。
戦乱期に焼け落ちてしまった長興寺を再興したのが信長の臣下「余呉正勝」。後に衣城(挙母城)の城代を勤めた正勝が信長の一周忌に狩野宗秀に肖像画を描かせ、長興寺で法要を営んだということです。
信長像は他にも幾つか存在する様で、展示室に写真が公開されていましたが、長興寺のものを含め、どの絵も描かれている顔は似通った感じがしました。かみしもの桐紋は足利義昭から拝領したもの、桐唐草文が施された白い小袖は中納言以上の位が着るもので、当時は信長のみに許されていたとのことです。”赤い肌襦袢は派手好きの信長ならでは”と解説にありました。
長興寺の信長像は作画後400年以上経過し、戦前に修復されてからすでに70年以上過ぎて痛みがみられるため、京都国立博物館で修復が行われたそうです。今回は修復後の特別公開とのことで、本や写真で何度も見た、あの信長像を実際にこの目で見ることができて感激しました。
修復するにあたって文化庁が調査したところ、「竹紙:ちくし」が使用されている事が分かったそうです。竹紙は墨の発色が良く水墨画に使われるそうで、中国から輸入されていた様です。展示室に実際に触れらるように「竹紙」が置いてありましたが、触ってみると薄くてとても柔らかい紙でした。
梅雨入り間近ですがこの日は良いお天気でした。じっくり見て回ってリラックスできた一日でした。
長興寺の信長像は作画後400年以上経過し、戦前に修復されてからすでに70年以上過ぎて痛みがみられるため、京都国立博物館で修復が行われたそうです。今回は修復後の特別公開とのことで、本や写真で何度も見た、あの信長像を実際にこの目で見ることができて感激しました。
修復するにあたって文化庁が調査したところ、「竹紙:ちくし」が使用されている事が分かったそうです。竹紙は墨の発色が良く水墨画に使われるそうで、中国から輸入されていた様です。展示室に実際に触れらるように「竹紙」が置いてありましたが、触ってみると薄くてとても柔らかい紙でした。
梅雨入り間近ですがこの日は良いお天気でした。じっくり見て回ってリラックスできた一日でした。
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