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メスティンごはん 続編 2018/12/6 [モノ・道具]

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 トランギアのアルコールバーナーとメスティンで炊くご飯、新しく手に入れた道具で試してみました。

 先月スウェーデン・トランギア社のクッカーメスティンの炊飯記事をアップしましたが、その続編レポートです。

 先週の”登山道整備山行”でランチの際、山友のritaさんがメスティンを使って”0.5合で炊きたい”と言っておられました。女性のソロ山行だと、お茶碗2杯分のご飯は量が多いですからね。少なくなる分だけ水を減らして炊く時間を調整すれば良いと思いますが、興味があったので実際に試してみることにしました。


 試したのは次の2通り
 1)トランギア社のアルコールバーナを使った炊飯
 2)アルコール固形燃料を使った炊飯

 1)は前回トランギア社のストームクッカーを使いましたが、持ち運びに嵩張るので、最近手に入れた新兵器でやってみました。2)は100円ショップで手に入れた25gの固形燃料を使いました。


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 今回ゴトク代わりに使ったのは写真のVARGOチタニウム ヘキサゴンウッドストーブT-415(アメリカ製)
細い枝を燃料にするストーブとして考案されたものですが、アルコールバーナーの風防兼ゴトクとしても使えます。


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 VARGOストーブを組み立て、トランギアのアルコールバーナーをセットして使います。バーナーの袴と鍋の間の距離を40ミリ程度(ストームクッカーがその寸法)にするため、まずバーナーのスクリューキャップを外して下に置き、その上にバーナー本体を置きました。キャップのOリング(パッキン)は熱で傷むといけないので予め外してあります。


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 こんな感じです。扉を開ければ火力調整用キャップもセット可能。


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 アルコールバーナーは風や外気温にかなり左右されるみたいで、燃料が同じ量でも調理時間にかなりバラツキがあります。試しに前回と同じストームクッカーを使い30ccでやってみたところ、炊きあがる前に消火してしまったので40ccでやってみます。ただ、前回とはゴトクが違うのでどうなるかは全く分かりません。

 めざせ”ほったらかし”炊飯(燃料が尽きて消火したときに丁度炊きあがる)ですが、燃料をどのくらい入れれば良いか悩めます。その点固形燃料の方は選択肢がない分手軽ですね。


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 精米した0.5合のお米を約1時間ほど水に浸けておいたものをセット。前回と同じくクッキングシートを折って作ったカップの中にお米を入れてあります。入れる水の量は100ccです。

 クッキングシートについてですが、前回の物は使い切ってしまったので、新たに購入したもので試しましたが、使い勝手にかなり差が出ました。今回のは薄い紙のものでツルツル度も今ひとつ。しゃもじでよそう際に、ご飯とシートが一緒にくっついてしまって使いにくかったです。それに前回のものは2度目の炊飯にも十分耐えましたが、今回のはよそう際にクシャッとなってしまって、一度きりしか使えませんでした。後の手入れの事を考えると、山で使う場合はより厚手で滑りの良いシートを選ぶ事も重要ですね。


 それと、気にするとキリがないのですが、クッキングシートに使われているシリコンは「環境ホルモン」問題が提起されています。


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 VARGOストーブは華奢に見えますが、1リットルくらいの水入りヤカンを置いても大丈夫。この日は冬としては暖かくほぼ無風に近い条件でした。火力調整用キャップは全開の状態にしてかぶせてあります。



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 そして炊きあがりは?
やはり燃料40ccでは多かった様です。結局様子を見ながら15分後に火から下ろしました。出来映えはまずまず。バーナーはその後も燃焼を続け、25分を経過するくらいまで消えませんでした。



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 続いて固形燃料での0.5合炊飯。使うのは写真のポケットストーブと25g固形燃料。燃え尽きる前に炊きあがることが予想されますので、アルミ箔で消火蓋を作って用意しました。



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 結構火力も強く、炎の当たり具合もいい感じです。


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 こちらも14分経過したくらいで様子を見て火から下ろしました。炎とメスティンの位置関係がちょうど良いのか?こちらの方が上手に炊きあがりましたね。


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 燃料はまだ燃え続けています。消火しようとアルミ箔で作った消火蓋をかぶせてみましたが、軽すぎて失敗でした。ジャム瓶の蓋みたいな、重みのあるものでないとダメみたいですね。



(あとがき)
 これまでメスティン炊飯を試した感じでは、ポケットストーブ&固形燃料の方が上手に炊けています。
そして今回もアルコールバーナー炊飯での最適な燃料量は分かりませんでした。VARGOストーブを使った際のバーナーとメスティンの最適間隔とかも含めて、これからも試行錯誤しながら正解を見つけたいと思います。

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