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【愛知】ささゆりの里 散策 2018/5/31 [山歩き・ウォーキング]
愛知県豊田市松嶺町にある「ささゆりの里」へ行ってきました。
愛知県豊田市松嶺町蒼嶺(まつみねちょう・そうれい)地内にある「ささゆりの里」では、地元の有志「松嶺ささゆり群生地保存会」がささゆりを保護しながら育てており、開花時期には園地を一般公開しています。
平成30年の一般公開期間 5月26日(土曜日)~6月10日(日曜日)
公開期間は、ささゆりの開花状況により変更されることがあります。また、ささゆりの里は私有地であるため、訪問の際には十分ご配慮ください。
保存活動協力金(200円/1人)を渡して公民館駐車場からスタート。
県道から公民館の駐車場までの間と、コースの途中にこの目立つノボリが立っていますので目印になります。
道路脇のアジサイ。
お花が手向けられた石仏。
ササユリは名前の様に笹のような形の葉っぱをしています。
途中寄り道して目治し地蔵尊。きっと目の病に御利益があるのでしょう。
真新しい帽子と前掛け。
休憩ベンチ 13年前に開催された愛知万博で使われていたやつみたいです。
味のある手作り案内板。ササユリの花色に合わせてピンク色の文字です。
ヤマユリは派手で豪華ですが、teppanは控えめな感じのササユリが好きです。
葯が褐色なのが、良く似たオトメユリ(ヒメサユリ)と違う点だそうですが、黄色に近いものもあるそうです。
まだ開いて時間が経っていないので、やや淡い色の葯。
うしろ姿もなかなかキュートです。
山里には他にも色々花がありました、これはネジキの花。
こちらはヤマボウシ、何本かありました。こんなにたくさん花が着いていました。
咲き始めは白いですが、だんだん花びらがピンク色を帯びてくるそうです。
民家のお庭に休憩テントと簡易トイレがありました。
梅の実でしょうか?
庭に咲いていた花、調べてみたらハコネウツギでした。最初は白で、時間が経つと赤くなるそうです。ニシキウツギと見分けがつきにくいそうなので、間違っているかもしれません。
注意書き。ここには監視カメラも設置してありました。
畑にあったジャガイモの花。なかなか可愛いです。
ユキノシタ。
近くで見ると見事な造形です。
葉っぱに付いた水滴の写真2枚。
水玉のビーズを纏っていました。
田んぼの跡地に咲いていたコウホネ。
群生していると言うより点在して咲いています。
ウツボグサ
紅いカエデ
タツナミソウ
木蓮の若い実
つぼみも幾つかありましたが、今がちょうど見頃と言った感じ。
ヒルザキツキミソウ
新緑のトンネル道
イロハモミジ、ブーメラン状の実が着いています。
ガクアジサイ。 よく似るヤマアジサイは、中部から東は白花で、西では青い花が多いそうです。アマチャ(甘茶)もガクアジサイの変種だとか。アジサイには毒があるそうなので、口に入れたりしない様にとのことです。
ヘビイチゴ
ササユリ三姉妹。
今日は私達が一番乗りでしたが、駐車場に戻ってきたら何台か車が停まっていました。皆さんよくご存じなんですね。地元の方のお話だと、過去には九州の方が見に来られた事があるそうです。
(コース状況・備忘録)
(アクセス)
(感 想)
草刈りが行き届き、良く整備された歩道と生活道路(舗装路)を歩いて周回、所々に咲くササユリを楽しみながら歩きます。特に危険な個所はありません。
(アクセス)
松嶺町公民館駐車場。カーナビ等で検索する場合は「豊田市松嶺町西城234」又は松嶺町内の寺院「松興寺(しょうこうじ)」と入力。水洗トイレあり。
※公民館付近の生活道路はすれ違いできない道幅なので、来園車は右回りの一方通行指定となっています。県道の左折地点から立っているピンク色の幟を追いながら進んで下さい。
(感 想)
関東の山に咲くユリと言えばヤマユリですが、中部以西の山で一般的なのはササユリです。愛知県はその分布の境目にあるため、ヤマユリとササユリが両方共見られるという面白い地域です。
豊田市石野地区の松嶺町では、地元ボランティアの皆様がササユリの保全に力を入れており、毎年この時期に一般公開されています。今年の開花は一週間ほど早く、5月終盤から公開が始まりました。
良く整備された道をピンクのノボリを頼りに進んで行くと、所々に可愛いササユリの花が待っていてくれました。群生と言う程ではありませんが、行く先々に点々と咲くササユリに癒やされながら歩くのは、とても心が和んで良いものです。
散策後に受付テントで地元ボランティアの方としばらくお話させて頂きました。昔はササユリがものすごくたくさんあって、腕に抱えられない程摘んで来て家に飾ったそうです。最盛期は一万本はあったとの事で今では信じられないですが、今どきの里山の例に漏れず、管理が行き届かないところに加えて、野生動物の食害など激減してしまったそうです。
そんな状態から保全に努め、一般公開に至ったとのこと、おかげで私達もササユリの花を楽しむことができる様になったという訳です。ここのササユリは人為的に増やしたものではなく自然のままの状態だそうで、その点も素晴らしいです。
これまでも地元の方々が手入れされている里山に何度かお邪魔させて頂きましたが、こうした場所を歩かせていただく度に癒やされている自分がいます。本当にありがたい事ですね。
時間を忘れて色々お話していると大粒の雨が降ってきました。話が尽きない内にお暇するのがちょっと心残りなteppanでした。おしまいになりましたが、ボランティアの皆さま方に感謝申し上げます。
いただいたパンフレット
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