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古き魅惑のクルマ達 トヨタ博物館 2017/7/13 [お出かけ]

 この日は20数年ぶりに「トヨタ博物館:TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM」へ出かけてきました。
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 館外展示のボンネットバス FB80型(1963年)


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 着いたのは午前11時過ぎ、”腹が減っては落ち着いて回れない” ということで真っ先にレストランへ^^


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 おすすめメニュー デミグラスソースのオムライス(オムハヤシ)。美味しかったです。


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 レストラン側から入ったエントランスです。入館料は1000円。来る途中にコンビニでJTBの前売券を購入しておいたので800円で入れました。利用しない手はありませんね。


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 エントランスにあったカニ目のオースティン(Healey Sprite Mk1 “Frog eye”)


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 今年大幅な改装が行われ、年代順に展示されるようになったので解りやすくなりました。まず2階の「黎明期~1950年代」の展示へ。


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 キャデラック モデル サーティのステアリング(1912年・アメリカ)
 


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 シボレーのカーマスコット


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 芸術的なリヤバンパ。デューセンバーグ モデルJ (1929年・アメリカ)


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 ブガッティ タイプ 35B のステアリングリンクと板バネ(1926年・フランス)有名な量産レーシングカーです


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 アルファロメオ 6C1750 グランスポルト(1930年・イタリア)



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 筑波号 東京自動車製造株式会社製(1935年・日本) 先進的な前輪駆動車


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 グリルの中にライトが入った個性的なデザイン プジョー 402 (1938,フランス)



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 おでこに青筋が立った様なおっさん顔は サーブ 92型 (1951年・スウェーデン)
SAABは一時期日本でも結構走っていましたが、今はもうなくなってしまったブランド


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 タッカー’48(1948年・アメリカ) 斬新なスタイルでビッグ3に挑むも敢えなく倒産してしまったそうです


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 MG ミジェット タイプ TC (1947,イギリス)
”Morris Garages ”はアメリカで大人気だったライトウェイトスポーツの代表的ブランド 現在は中国企業の傘下となっている


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 ガルウイングドアと言えばこのメルセデスベンツ 300SL クーペ(1955年・ドイツ)


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 2階にあったフランスのガラス工芸家、ルネ・ラリック氏(1860~1945)が造ったカー・マスコットの展示コーナー


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 写真はその中の1つで「スピード」


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 続いて3階へ 「モータリゼーションの進展と多様化」と題された階
エントランスに鎮座するのはトヨタを代表する「クラウン」1955年モデルです。これ、teppanが子どもの頃はまだ走っていた覚えがあります


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 キャデラック エルドラド ビアリッツ(1959年・アメリカ)
巨大なテールフィンとジェット噴射ノズルを模した”これぞアメリカ!”というデザイン。V8-6.4リッターエンジン搭載


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 こんな感じで並ぶ車達


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 メッサーシュミット KR200(1955年・ドイツ)
戦闘機メーカーが造ったマイクロカー タンデムシートの前後2人乗り 可愛らしい顔ですね!


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 一つ目小僧は フジキャビン 5A型(1955年・日本)FRPモノコック構造の3輪スクーター


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 スバル 360 K111型(1958年・日本)
スバルの名コンパクトカー「てんとう虫」 teppanの小学校の担任がこれに乗っていました。


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 マツダ ファミリア800 SSA型(1966年・日本) 手の込んだグリル 当時の車は手作り感満載です
 

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 ホンダN360(1969年・日本) ”エヌコロ”の愛称でたくさん走っていた覚えがあります。現在の軽ホンダ車のネーミング”Nシリーズ”の元になった名前


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 ダイハツ コンパーノ スパイダー F40K型(1965年・日本) ダイハツだって熱い頃があったんです!


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 センターロックのワイヤーホイール ロータス エリートのだったかな?


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 トヨタ 2000GT MF10型(1968年・日本) トヨタを代表するGT


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 トヨタ セリカクーペ1600GT  TA22型(1970年・日本)
teppanが小学校高学年の頃出たクルマ マスタングをイメージしたデザインは当時のクルマニア羨望の的でした


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 何やら機材を持ち込んでシミュレーション中の方々 ”イマダさん” とか ”キムラさん” とか聞こえて来る所をみると、どうやらバラエティー番組収録の為の準備みたい。


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 3階の最後を飾るのがこれ トヨタFCV-R (2011,日本) 燃料電池車ミライのコンセプトモデル 
技術的にはスゴイのでしょうが、普及させるには水素ステーションに巨額なインフラ投資が必要なので、teppanは勝手に ”未来はなさそうなミライ”と呼んでます^^; 近い将来、確実に電気自動車の時代がやってくることでしょう


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 爽快な乗り心地 そんな言葉を売りにする時代があったんですね


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 創業者「豊田喜一郎」氏  今のトヨタを見て、あなたはどうお考えですか?


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 エスカレーター1階踊り場を上から 人が写ってなかったらミニチュアカーみたいに見えますね


 本館と新館をつなぐ回廊入口手前の情報コーナーにあったフィギア達です
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 タンタンとスノーウィ


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 ウルトラマン三兄弟


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 サンダーバードだ!なつかしい スコットとジョン ペネロープ号も


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 新館2階にある「生活と車」展示コーナー 
まだまだマイカーなど高嶺の花だった頃から、だんだんと身近になっていき、念願の車を手に入れるまでの、
日本のモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷を展示。各時代の生活の様子を示す文化資料展示も数多い


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 マイカーなどという言葉はなく、車は仕事の為のものだった。トヨタ SG型トラック(1953年・日本)


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 ホンダ カブF(1952年・日本) ”原動機付自転車”と呼ぶに相応しい形態です teppanが小さい頃も、このタイプの自転車を良く見かけました。”カブ”とは英語で「猛獣(熊など)の子供」という意味。小さいエンジンでもパワーがあることをアピールするため命名されました。と、本田技研工業のHPに載っています


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 洗濯機とステレオ 2つのローラーの間に洗濯物を挟み、ハンドルでグルグル回して水気を絞っていました


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 この車も昔良く見かけました  マツダ キャロル(1969年・日本)
360cc水冷4気筒エンジンを後ろに積み込んだ独特のレイアウト


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 古い冷蔵庫 現在の様な冷凍庫はなく、氷を作る製氷棚が最上部に付いていた 
今の人は知らないと思うけど、製氷棚に霜が固まって分厚い氷になる為、定期的に取らなくてはならなかった。電源を落として溶かせば簡単なのだけど水が滴るし時間がかかる 人は皆せっかちなもので、尖ったもので突いて氷を割ったりしました。製氷棚の内部にはフロンガスが循環していますが、勢い余って穴を開け、ガスが抜けてしまい冷蔵庫がダメになる事もしばしば^^;


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 これはポータブル電蓄(電気蓄音機) 雑誌のオマケに付いてくるソノシート(薄くて柔らかいレコード盤)を再生したりしました。


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 「鉄人28号」のマンガ本展示 teppanはアニメを欠かさず見ていました 江崎グリコの提供だった
アニメより前に、人が実写で鉄人を演じていた覚えあり


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 少女マンガ雑誌各種


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 坂本九さんのアルバム 座ってる箱に”火薬”と書いてあるのがイイね!


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 新館1階にあるカフェでコーヒータイム。
カフェから見える第2駐車場ではクラッシックカーを走らせていました 何の集まりかな?


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 ジープニー フィリピンの乗合タクシー 中に入れます


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 館外展示ボンネットバス(冒頭写真)の運転席から


 久しぶりに古き良き時代の車たちを眺めて回りましたが、どれも制作者の思い入れやロマンがいっぱい詰まっているのが感じられました。それに対して 現代の車は? 格段に進歩し、速く、便利で、快適になりました。もうこれ以上何が必要か?と思う程の充実した装備。でも、造り手の思い入れが感じられないせいなのだろうか?今の車は何か面白くない気がするteppanです

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higurasi

teppanさん、こんにちは

懐かしい車が一杯ですね。
うちの親父、道楽者で
キザキザテールのキャデラックに
乗ってたこと思いだしました。
一度見に行ってこようかなぁ。
by higurasi (2017-07-15 10:26) 

teppan

こんにちはhigurasiさん

お父上様は車道楽だったんですか?キャデラックとはまたすごい!

teppan家はトヨタのファミリーカーばかりで、
平べったくて地を這うようなアメ車は憧れの存在でした^^

久しぶりに行ってみたトヨタ博物館、なかなか良かったです。
車に興味が無くても十分楽しめる、お勧めの場所です。
by teppan (2017-07-15 14:59) 

水鵬

こんちは~
トヨタ博物館は楽しいですよね。
特に男はw
私は母子家庭で育ったので家に車が無く、子供の頃はやはり憧れでした。
昔は色々なコンセプトがはっきりしていたので、憧れの車が多かった気がします。
今は「エコ」が中心となっている車づくりなので、どれもコンセプトが同じなのか、違いを出しにくい為特徴が薄い気がします。
その分魅力も薄いのかな?
物に溢れて不自由が無い世の中、車も憧れの物にはなりにくいのかも知れませんね。
by 水鵬 (2017-07-15 19:19) 

げんた

teppanさん、こんにちは。
うちの実父が乗ってたのが、確かカローラバンでした。親の実家が石川県で、帰省の山路で
いつも母親が車酔いしてたのを思い出しました。その頃は車なんて興味も無かったから
どんな乗り心地だったかは覚えてないですが、よっぽど酷かったのかも。
今のエコカーばかりの世の中、国や乗り手もそれを求める傾向にあるんで、メーカーとしても
力を入れるしかないのでしょうか?魅力のあるクルマはごくわずかのようです。
by げんた (2017-07-17 12:08) 

teppan

こんにちは水鵬さん
そうだったんですか~ 嫁の家もそうなんですよ。
今は一人に一台の時代になり、車は人が使う単なる道具の1つに過ぎません。
”車を持つのが夢”だった時代とは違うので、際だった特徴がない車が多いのも仕方がないのかもしれませんね。だから昔の個性の強い車に惹かれるのでしょうね。


by teppan (2017-07-18 08:47) 

teppan

こんにちは げんたさん

カローラバンですか!リヤは板バネだったし、峠越えはきっと乗り心地が良くなかった事でしょうねえ。私も子どもの頃はすぐ車酔いしていたので母上様の辛さが解ります。^^;

国産車はどれも似たり寄ったりなので、げんたさんも次はルノーやプジョーあたりが気になってるかな?^^
by teppan (2017-07-18 08:55) 

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