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ふれあい綿向山Day 2016/11/10 [山歩き・ウォーキング]

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11月10日は綿向山の日です」 横断幕にあるとおり記念日の山へ行ってきました。 


場所・山行日 「綿向山:わたむきやま:1,110m独標」2016年11月10日(木)
滋賀県蒲生郡日野町・甲賀市 境
ルート御幸橋P~ヒミズ谷出合小屋~あざみ小舎~五合目小屋~行者コバ~山頂 往復 
歩行距離9.9km/10.1km(平面/沿面距離)
標高差 駐車場~五合目小屋+-450m  五合目小屋~山頂+-270m 
所要時間04時間34分 07:56~12:31 (休憩・昼食時間含む)
実測ルート図はここをクリック  Google earth俯瞰図はこちら

 綿向山は鈴鹿山脈の一峰で、主稜線から西に外れた位置にある滋賀県の山。
この日は年に一回行われる「第21回綿向山の日記念・ふれあい綿向山Day」のイベントがありました。20年ほど前に当時の日野町長がこの山の標高1,110mにちなんで11月10日を記念日に制定したのが始まりだそうです。標高にちなんだ記念日の制定はここが日本で初めてではないかと聞いています。

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 自宅からは伊勢湾岸道-東名阪道を走り、その後国道477号線で現地へ向かいます。
早朝からいきなりチャーシューメン?これは御在所SAで食べた朝食です。^^;

 

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 国道477号(鈴鹿スカイライン)で武平峠を越え滋賀県側へ。正面に見えるのは御在所岳です。(今日はスルー) 

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 途中にある野州川ダム。随分水が少なかった。AM7:22

 

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 そして滋賀県日野町に到着。御幸橋で待機しているスタッフに¥500(今回のイベント時のみで普段は無料)支払うと、登山口に一番近い奥の第3駐車場に案内してくれました。この時間まだ車は少なかったです。帰りに知りましたが、飲食バザーは第1駐車場付近のテントでやるので、この駐車場からだと少し離れてしまいます。AM7:58

 

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 西西明寺川沿いを登山口へ。

 

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 途中石柱が立っていました。「天然記念物・接触変質地帯」と刻んであります。石灰岩が火山活動で変質して大理石になって云々・・・と説明書きにありましたが、難しくて何のことやら?

 

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 登山口前に森林組合テントと受付テントがあり、登山届けを記入して半券を受け取ります。この半券を山頂にあるテントに提出すると登頂証明書がもらえるというもの。AM8:13

 

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 ヒミズ谷出合小屋。普段はこちらに登山届けを出します。直進が表参道コースで、手前にある案内標識の所を右に進むと水無山コース。

 

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 ヒミズ谷を渡って対岸へ。橋は一度に3人までと注意書きにあります。この日はこの後大勢の登山者が通過した模様。他の方のレポートに6~7人同時に渡っている写真がありました(゚Д゚) 何かあってからでは遅いので、守っていただきたいですね。

 

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 MTBは当然ですが、トレラン禁止とは厳しいお触書きですね。
登山口から5合目までは植林地の山腹に付けられたジグザグ道で良く整備されています。

 

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 参道からちょっと外れた所に鉄塔展望地。琵琶湖周辺の山々が見えました。AM8:40

 

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 林道に設置されている臨時トイレが見えて来ました。

 

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 この先山頂までトイレは無いので、ここで用を済ます人が多かったですね。

 

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 三合目にある「あざみ小舎」に着きました。AM9:00
日野町北畑地区の皆さんによる「森のカフェ」と「こもれびコンサート」。兎帽をかぶったマリリンさんによるアコーディオン演奏が披露されていました。懐かしいメロディーが流れてきますが、参加者の平均年齢が高めだからかな?

 山頂の登山証明書の受付は午前8時から。もう下山してくる方とすれ違いました。早いですね~  

 

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 しばらく植林の山腹に付けられたジグザク道を登ると、前が開けて五合目小屋に到着です。スタッフが待機していて記念撮影の手伝いをしてくれます。AM9:17

 

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 谷間の向こうに鉄塔。竜王山から続く尾根です。あの鉄塔からの眺めがまたいいんです!

 

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 五合目を過ぎると、二次林が混ざってきて黄葉が綺麗です。

 

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 少ないですが、赤く染まった葉っぱは目立ちます。

 

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 5~7合目の間も歩きやすい道が続きます。今日は曇りですが時折薄日が差したりしていました。

 

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 7合目の行者コバ分岐。AM9:34
通常は右の山腹道へ行きますが、今日は真っ直ぐ冬道を登る。これは山頂直下の急階段の登下降が危険なのと、山腹に付けられた夏道の幅が狭いので、すれ違いで事故が起きるのを防ぐためです。この日は登頂者が半端じゃなく多いので、特別に右回りの一方通行となっていました。でも、中には夏道を逆に登ってくる方も居るので、帰りには注意が必要です。

 

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 冬道は森林組合の特別許可の元、通行可となっていると書いてあります。

 

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 写真だと大したことなさそうですが、急な上に滑りやすい尾根道。

 

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 ここは素直に張ってあるトラロープを頼って登るのが無難。

 

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 昨夜雪が舞った様ですね。

 

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 小ピークを越えて下った所にツェルトが設置されていました。ここでルート案内するスタッフ用。風を避けて休憩するのに必要なのです。参加者の我々は運動中だから大丈夫ですが、ジッと立っているスタッフは寒くて大変! AM9:48

 

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 「今何度ですか~?」とスタッフの方。温度計を覗いて「2度ですよ!」と答えると、先ほどまで0度だったそうです。

 

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 枝から何かバラバラ降ってくるな~ と思ったら、霧氷が溶けて落下してきていたのでした。

 

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 わずかに霧氷が残っていますね。 

 

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 稜線近くなると緩やかになってホッと一息です。

 

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 そして賑やかな山頂に到着。テントで半券を渡して登山証明カードをいただきました。AM9:59
「今日は愛知からも結構お見えになってますよ」と聞いて驚きました。20回もやっていると知名度もかなりのものなんでしょうね。募金したらチョコレートも貰いました。

 

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 今年新築された大嵩神社。20年に一度式年遷宮が行われているんですね、伊勢神宮みたい。

 

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 スタッフの方に撮って頂きました。

 

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 登山証明書はカードサイズです。 

 

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 お天気は曇りなんですが見通しは良くなかなかの眺めです!

 

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 スタッフが山の名を解説中。北アルプスや白山、御嶽山なども辛うじて見えた様ですね。 

 

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 東は正面にドーン!と雨乞岳の巨体。御在所岳は後ろに隠れてしまって全く見えません。右奥に鎌ヶ岳山頂と鎌尾根のギザギザが印象的。

 

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  南を見ると、遠く台高と大峰の山々が雲に浮かんでいるのが見えました。なかなか会いに行けない愛おしさを感じますね。^^

 

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 これ私です。真ん中の平な山がイブネ。私の左横あたりが先月歩いた銚子ヶ口です。そこから今居る綿向山がよく見えました。 

 

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 この時間、山頂にはまだ50~60人くらいですが、これからどんどん増えて来そうです。

 

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 皆さん思い思いに山メシ。眺めが良いからさぞ美味しい事でしょう!

 

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 まだ続々と人が登って来ますが、早めの昼食を済ませ一足お先に下山します。AM10:42
スタッフが立っている先に階段があるのですが・・・ 急で下が見えませんねヽ(゚Д゚)

 

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 写真では全く伝わりませんが、ものすごく急な階段で斜度は30度くらい。転んだら先の谷まで真っ逆さまなので、一歩たりとも気が抜けません。ロープか手すりが欲しいところですね。 

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 階段の途中から見た水無山。後ろにある琵琶湖は霞んでいます。山頂は二次林みたいですね。この次歩く時はあそこに立ち寄ろう。

 

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 苔の上にシロモジの落ち葉。

 

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 途中、金明水の案内があったので寄り道。チョロチョロっと出ていました。AM10:55

 

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 風呂の谷はちょっと危険。積雪期は危なくてダメです。AM11:04

 

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 ロープは設置されていますが慎重に・・・

 

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 幅の細い山腹道が終わるとブナのある自然林。気持ちの良いところ。

 

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 七合目の行者コバです。AM11:08
祠と役小角様の像がある。地元の小学生達が記念日で大勢やってきていました。元気な挨拶が微笑ましい^^

 

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 二次林は明るくて気分がいいです。

 

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 五合目小屋 琵琶湖が見えています。まだまだ続々とハイカーが登って来ますね。AM11:20

 

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 三合目のあざみ小舎まで戻ってきました。山バッジや”おはぎ”はすでに売り切れ。地元産のお米も小袋で販売していました。AM11:30

 

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 コーヒーを頼んで一息。

 

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 100円ですが、ドリップの美味しいコーヒーでした。

 

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 駐車場に戻る途中には縦列駐車。あれから大勢の方が来られている様です。

 

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 第3駐車場に戻ったら車でいっぱいでした。PM0:30 

 コースの要所要所で、バザーで、駐車場整理で、地域のボランティアの方々が温かく迎えて下さいました。寒くて大変なのに本当に頭が下がります。お会いしたスタッフ皆さんにお礼を言って綿向山を後にしました。寒い日でしたが心はずっと温かな一日でした。 

 

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 西明寺集落から見た綿向山(中央奥) 左手前が竜王山で、綿向山の右に少しだけ見えるのが水無山。 

 


 

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 帰りは八日市を経由して永源寺近くの八風の湯で汗を流して帰りました。

 

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 愛知川沿いの紅葉がとても綺麗でした。

 

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 いつもの「ひろせや」さんで滋賀の大吟醸 せんべいは「あざみ小舎」で買ったお土産です。DSC09218.JPG


タグ:鈴鹿の山
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コメント 4

水鵬

おお~行ってきたんですねw 綿向山!
結構色々イベントがあって楽しそうですね。
地元に愛されている山だな~って思います。
あまり人混みは得意ではないのですが、こういうイベントも楽しそうで良いですね。
そろそろ紅葉も終盤。冬山っぽい感じがしてきましたね^^b
by 水鵬 (2016-11-13 18:42) 

teppan

おはようございます水鵬さん

水鵬さんの記事を見て、記念日が近いのを思い出しました。
たまたま木曜日だったので、これは行くしかない!
と言うことで出かけてきました。
大勢の人が同じ目的で集まってくるので連帯感があります。
地元ボランティアの皆さんが親切に接して下さるので、ゲストの私達は気持ちよく歩けました。また来年も行こうと思える良いイベントですね。
by teppan (2016-11-14 08:47) 

teln

こんばんはー、マイペースコメント(^。^;)。

私もイベントや土日祝日は極力避けたいほうですが、
たまにはそういうのもいいなあとか思いますね。
特に誰かしら連れ立ってやる場合なんかは。
それにしても、11月10日って平日でしたよね。
日にちを曲げないあたりある意味硬派ですな。
普通、土日でやりたがるもんなのに。
by teln (2016-11-17 22:23) 

teppan

こんにちはtelnさん

やっぱり標高と同じ数字でなければ意味がないですから、
それが平日であっても絶対に曲げないんですね~
でも、平日でこの人出です。祝祭日だったら山頂は足の踏み場もなくなってしまうで事でしょう(^。^;)
by teppan (2016-11-18 15:22) 

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