気になる木 「豊田市駅近くのクスノキ」

　私の地元、愛知県の豊田市駅近くには大きなクスノキがあります。

　一つは若宮神社横にあるクスノキ。今朝通勤途中に撮ってきた写真です。

　名古屋鉄道・豊田市駅西口側を線路沿いに北に向かって歩いて行くと、遠くの方に大きな木が見えてきます。

駅から１００メートルくらい北に行った所の高架の隣にある大きなクスノキがそれです。横にある５階建てのビルより高くて大きいですね。 

　案内板には「高さ約２０メートル・目通り１２メートル」と書いてありますが、そこまでの太さはなさそうですね。
推定樹齢７００年とあり、堂々としていて風格があります。右の写真は若宮神社のお社。 

そしてもう１ヵ所。 

　豊田市駅東口から駅前通りを２００メートルくらい東へ進んで、一本北隣の路地に入った場所。喜多神社の敷地に大きな２本のクスノキがあります。挙母祭りの山車蔵の隣です。

　実はこのクスノキ、駅前通り北街区の再開発区域内にある為、どうするのか議論されていました。結論として弱っている一本は伐採されることになり、もう一本は移植されることに決まったようです。

　２０メートル近くある大木を移植するなんて上手くいくんでしょうか？　移植しようとすれば枝打ちされて現在の樹形は保てないだろうし、定着するかどうかも疑問です。　徒労に終わらなければ良いのですが…

　「このまま残す」という選択肢は無かったんでしょうかねえ…　　この木の行く末がちょっと気になるteppanです。

タグ：気になる木 植物

コメント 2

今時どれだけ再開発が大事なのかはわかりませんが、上手に共存して欲しいですよね＾＾；

by 水鵬 (2014-03-03 19:48) 

水鵬さん＞おはようございます

植物は一度根付いたら移動できませんもんね。
何百年も生きてきて「どけ！」と言われてもねえ…

街の中の数少ない長老ですから、
出来ればそのままにしておいてくれればなあ…と思うんですが、
地権者の立場からすればやむを得ないのでしょう。
by teppan (2014-03-04 08:54)